著者:佐々木丸美
出版:講談社
初版:1980
紹介:悲恋に咲いたガラス窓の雪の花。破れた恋に痴れる花嫁人形───。
悲しき愛と秘められた恋の運命を謳いあげる愛のメルヘンの世界。
「雪の断章」「忘れな草」の続刊。(本の紹介より引用)
コメント:なんでまたこんなにひどい境遇の女の子を作らなければならないの?
最初の部分は本当にかわいそうで理不尽な気持ちでいっぱいでした。
途中、友達ができるところで他の作品との共通した登場人物も出現して、3作がひとつの根から派生している物語だということがわかってきました。
だけど、いくらお話だからって、ここまでひどい状況を作り出さなくてもいいと思うな。私はこんなのイヤだ!!と言いつつ・・・中途半端は気になるので「忘れな草」も読んでしまおう。