著者:松岡圭祐
出版:小学館
初版:1997.11.20.
紹介:「催眠療法」
ある日多重人格と思われる女性に出会う。ある時は言葉少なく、ある時は宇宙人。そしてある時な、非常に明るい活発な女性に変身する。
彼女は別の人格を演じているのか?
世間で周知されていない「多重人格」を疑うカウンセラーは催眠療法を用いて彼女を救おうとする。彼女の隠されたトラウマとは?そして事件の真相は?
コメント:稲垣吾郎主演で映画化されたという「催眠」。どうしても、嵯峨に彼のイメージがかぶさってしまいます。まあ、それはそれでいいのですが・・・
多重人格については「24人のビリー・ミリガン」などで前知識を持っていたので抵抗なく読めました。自分自身が閉じこめた意識が催眠誘導によって、表に出てくると言うのはなんだか気持ちが悪いなぁ。健康な精神のためには必要なのでしょうか?私の下層意識にはいったい何が潜んでいるのだろう?