ナイフ

著者:重松清
出版:新潮社
初版:1997.11.20.
紹介:短編ですが、子供が抱えるいろんな問題、おもに「いじめ」がテーマになっています。学校に行っていれば、大丈夫なのか?子供が黙っていれば何もないのか?もし、我が子の「いじめ」に気がついたらいったい親はどうしたらいいのか・・・親は、子供を守ってやれるのか?
一番最後の一編はいじめではなくて、母親と担任教師の間のトラブルで、子供が巻き込まれていく話でした。
コメント:どの話も、どこにもありそうな話で、だから余計に怖くなりますね。自分とは無関係だと思えない怖さです。
いろいろなことが頭の中をめぐっています。機会があったら読んでみてください。
私はこれから娘にもすすめてみます。
蛇足:この本の最初の「ワニとハブとひょうたん池」の舞台となる大泉公園。この場所、知っています。「石神井公園」の「三宝寺池」確かワニ騒動があった。大泉公園は、石神井公園の1つ先の現存する町です。


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