ボクの町

著者:乃南アサ
出版:毎日新聞社
初版:1998.10.25.
紹介:警察官になるきっかけは彼女にふられたことだった。
社会の枠にはめられない、自分にピッタリ合った生き方を見つけるために自由に生きたかった。だけど・・・そんな生き方は彼女を遠のかせた。
「警察官にならないか?」ふと入った交番でいわれた一言。
もしかしたら、自分を必要としてくれているかもしれない場所。ちゃんとした警察官になれば、彼女もボクを見直してくれるかもしれない・・・。
しかし新人警察官の研修は、そんなに甘いものではなかった。交通事故・自殺・放火・はては酔っぱらい・寂しがり屋の相手まで・・・
現実の警察官は思い描いていたようなカッコイイものじゃなかったんだ・・・。
コメント:カッコよくない、きれい事じゃない、ぐずぐずと弱気な人間味あふれるホンネの新人警察官。聖大の悩んでいる姿がとても魅力的です。ちょっと応援したくなる。


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