著者:東野圭吾
出版:集英社
初版:1999.08.10.
紹介:大阪・建設途中に放置されたビルで男が殺されていた。
この男のまわりで不審な自殺騒ぎも起こる。一見無関係に見える小さな事件の陰に、見える謎の人物。事件に関わった刑事の捜査は、時効が成立したあとも続いていた。
「白夜行」とは、永遠に太陽の下ではなく、昼間のようだけど、ずっと日の当たらないところを生きている人生なのだ。何がその人の人生を変えたのか・・・。
コメント:最初の1/3くらいまで誰が主人公なのかわからなくて・・・
半分すぎてやっと、概略がつかめてきました。
次々起こる事件と、その裏側・・・ちょっと空恐ろしいお話ですが、PCのハッカーのこともでてくるし、最後まで、どんどん引っ張られていく感じがしました。
本文中に、「風と共に去りぬ」がタイトルだけ出てくるの。これが気になる。「風と共に去りぬ」である必然性があるのか。或いは他の本「老人と海」とか「トムソーヤの冒険」とか他のタイトルでも良かったのか・・・
「風と共に去りぬ」って、読んだことがないので、関連性がわからないのだ。気になるな・・・