11月の扉

著者:高楼方子(たかどの ほうこ)
出版:リブリオ出版
初版:1999.09.30.
紹介:爽子が双眼鏡の中に見つけた「赤い屋根の白いうち」。訪ねてみるとそこは「11月荘」という家だった。東京へ転勤の決まった爽子だが、「11月荘」が爽子を呼んでいる。たった2ヶ月の短い下宿生活が始まった。
11月荘の住人たちとの、家族とは違ったふれあい。手に入れた「ドードー鳥」のノート。ノートにつづられたお話と、ぬいぐるみたち。耿介との出会い・・・
家族と離れて気付く、自分と母親の関係。思春期の少女が出会うステキなお話をどうぞ。
コメント:この本はいいですね。とても気に入りました。
まあちょっとメルヘンチックではあるけれど、お話を書くことによって現実の生活と、シンクロしていくのがとても楽しいです。
家族と離れることによって、気付かされる、自分の甘さや、家族の大切さ。それから母娘の隠れていた深層心理・・・・爽子が、前向きに生活しているところがとてもうらやましいです。娘にもすすめてみようかな?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です