川三部作 泥の河 蛍川 道頓堀川

著者:宮本輝
出版:ちくま文庫
初版:1986.01.28.
紹介:よどんだ水に浮かぶ舟べりから少年は何を見たのか?幼い眼でとらえた人の世のはかなさを描く処女作「泥の河」。
北陸と山に舞う幾万の蛍を背景に、出会い、別れ、そして愛を濃密な情感と哀切な叙情に込めてとらえた「螢川」。
ネオン彩る都会の一隅にくりひろげる父と子の愛憎劇を軸に、男達女達の人情の機微をからめた「道頓堀川」。
川を背景に独自の抒情を創出した宮本文学の原点三部作。(裏表紙より引用)
コメント:まるで一人の少年の成長過程をみるように読んでしまいました.
幼児期に出会った幼い友達との出会いと分かれ。少年期の初恋。青年期の親と社会との関係。なんだかなぁ・・・しんしんと心にしみる話で、いいですね.


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