1973年のピンボール

著者:村上春樹
出版:講談社文庫
初版:1983.09.15.
紹介:さよなら、3フリッパーのスペースシップ。さよなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との<僕>の日々。女の温もりに沈む<鼠>の渇き。やがて来るひとつの季節の終わり───
「風の歌を聴け」で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く3部作のうち、大いなる予感に満ちた待望の第2弾。(裏表紙より引用)
コメント:ウーン懐かしいあの時代がよみがえってくる・・・。
「あなたがピンボールマシーンから得るものは殆ど何もない。数値に置き換えられたプライドだけだ。失うものは実にいっぱいある。歴代大統領の銅像が全部建てられるくらいの銅貨と取り返すことの出来ない貴重な時間だ。」ピンボール研究書「ボーナスライト」の序文より。
だけどその失われた時間こそが、かけがえのない僕の青春に重なる。
たしかこの次に「羊をめぐる冒険」が来るのですよね。以前読んだときはいまいちだったけれどもう一回読んでみたらまた違う印象かもしれないな・・で、その次が「ダンスダンスダンス」ですね。


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