孤独の歌声

著者:天童荒太
出版:新潮文庫
初版:1997.03.01.
紹介:凄惨な連続殺人が発生した。一人暮らしの女性たちが監禁され、全身を刺されているがレイプの痕はない。
被害者の一人が通っていたコンビニでの強盗事件を担当した女性刑事は、現場に居合わせた不審な男を追うが、突然彼女の友人が行方不明に・・・・・・。
孤独を抱える男と女のせつない愛と暴力が渦巻く旋律のサイコホラー。
(裏表紙より引用)
コメント:最初は、なんて荒涼とした精神なんだろう・・・この心の奥に何が隠されているのだろうと、不気味な感じがしました。
主な登場人物は、3人。コンビニ強盗犯を追う女性刑事、朝山風希。コンビニでバイトをしながら、自分の歌を歌い続ける、潤平。そして、連続殺人犯。それぞれが抱える、過去の生い立ち、心の傷。
とても辛い話だけど、最後は、ちょっと救われる気分でした。今は、潤平の歌を聴いてみたい気分。


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