続岳物語

著者:椎名誠
出版:集英社文庫
初版:1989.11.15.
紹介:シーナ家の長男、岳少年。オトコの自立の季節を迎えている。父子の濃密で優しい時代は終わろうとしていた。ある日、エキサイティングなプロレスごっこで、ついに岳は父の体を持ち上げたのだ。ローバイしつつも、息子の成長に一人うなずくシーナおとう。カゲキな親子に新しく始まった、キビシクも温かい男の友情物語。(裏表紙より引用)
コメント:ヒト岳と犬ガク。小学生から中学生へ自立した少年と、それを頼もしくまた少し寂しげに見守る父の姿。家族の形。そして何よりヒト岳を取り巻く、様々な人々との友情とオヤバカのお話。
なかなかフツーの親子関係からみるとかなりぶっ飛んだ親子だが、岳少年が成長して自立していく様を読んでいて、我が子の自立を阻んでは行けないなぁ・・・と、深く反省したりしています。しかし、岳くんは思いっきり逞しい野生児ですね。今はどんな大人になっていらっしゃるのかしら?


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