物語が始まる

著者:川上弘美
出版:中央公論社
初版:1996.08.10.
紹介:公園で男の雛形を拾った。生きている。育てていくうちに次第に成長しているらしい。時折、中くらいの人間になり、また、雛形に戻る。その雛形と恋人の間の微妙な関係。雛形との恋・・・。そして、終わりは唐突にやってきた。
他・「トカゲ」幸運の座敷トカゲ「婆」「墓を探す」短編集4つ
コメント:川上弘美の作品は初めてである。なんだろう?このふしぎな空間・・・ありそうでなさそうな、でもどこか心の片隅に隠れているブラックボックスを覗かれてしまったようだ。「物語が始まる」は、ちょっと面白かった。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です