溺レる

著者:川上弘美
出版:文藝春秋
初版:1999.08.10.
紹介:タイトルの「溺レる」
なりゆきの逃避行である。何から何故、逃げているのか?妙に冷めた女の気持ちが語られる。一方的に好きだと思いつつ、逃げていた。意外と途中で道を見失うことも多いのだが、目の前に続く道はどこへ続いているのか・・・。
コメント:何に「溺れる」のかと思ったら、男女の情愛であった。といっても、男性作家の書く官能小説ではない。なんと言っても芥川賞作家だ。先に読んだ空想とかうそばなしのような2冊とはちょっと感じが違っている。淡々とした語り口、次から次へと繰り出す。現在と回想と独白。
全体の印象としては、男と女の会話がけっこう多いのだ。それもちょっと微妙なちぐはぐさで・・・以外と現実の会話もこんなものなのかもしれない。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。