天女のあかり

著者:立原えりか
出版:愛育社
初版:2000.09.07.
紹介:タイの料理・文化・そしてギンナリーとギンノーンという精霊がこのお話のベースです。もうひとつのストーリーは、自分の容姿にコンプレックスを持った中3の女の子の恋心と嫉妬心。そして自分自身への後悔と許しをもとめるタイへの旅です。
コメント:主人公の設定が、容姿は美しくないけど心は美しいという、お金持ちのお嬢様なのだ。何だかありそうでなさそうな設定ですよね。まあ、お金持ちじゃなきゃ話が先に進まないのでしょうがない。その点を除くと、自分を好きになれない女の子の気持ちがよく表れていて、そういう心を克服するまでのタイへの旅が作者の旅行気風でもあり、ちょっと興味を惹く。タイという国はよく知らないけど、本当にこんな風に精霊と出会えるような雰囲の国なのだろうか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です