わたしたちのトビアス

著者:セシリア=スベドベリ
出版:偕成社
初版:1978.10.01.
紹介:わたしたちの弟のトビアスは、ふつうの子ではありません。トビアスはすこしちがっています。彼は障害児です。パパとママは障害児とはどういうものかを説明してくれました。 そこでわたしたちはこの本を作りました。わたしたちと同じように、ふつうでない兄弟がいるほかの子どもたちのために・・・・・。そして、どんな子もいっしょに遊び、わかりあえるようになるといいなと思うから・・・。そうすれば、ずいぶん楽になるでしょう。(表紙カバーより引用)
コメント:「天の瞳」成長編Ⅱで倫太郎が紹介していたほんの一冊。
ダウン症の赤ちゃんを迎えた、母親と、その兄弟の様子が書かれているの子供向けの本なのだけど、ちょっと気になって図書館で探してみた。
お母さんが書いたこの本は、トビアスが彼の兄弟たちからとても愛されていることが、しっかりと伝わってくる。
難しい理屈じゃない。心から、そうなんだと思える、普通の人も特別な人も、ともに支え合いながらお互いを知り合う事が大切なんだね。
理屈よりも、まず読んで欲しい一冊。


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