著者:重松清
出版:新潮社
初版:1999.04.01.
紹介:ラストシーンは、もう始まっているのかもしれない。人は、誰でも、気付かないうちに人生のラストシーンを始めている。17歳で死んだ(自殺志願)のタレント城真吾にとっては、16歳は晩年だった。城真吾は教えてくれた。人は死ねる。いつ。いつか。いつでも────。でも、僕は思う。僕の教え子の君たちの「いつか」が、ずっとずっと、遠い日でありますように。教師と生徒と、生と死の物語。(裏表紙より引用)
コメント:死を見つめる子どもたち。
双子の兄の自殺は、ずっとずっと僕を掴んで離さない。死んだのは、ほんとうに兄だったのか?何故、死んだのか・・・。