ぼくは勉強ができない

著者:山田詠美
出版:新潮文庫
初版:1996.03.01.
紹介:ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ───。17歳の時田秀美君は、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。
母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪いのだ。この窮屈さはいったい何なんだ!凛々しい秀美が活躍する元気溌剌な高校生小説。(表紙裏より引用)
コメント:父親がイナイというだけで、可哀想だったり、問題児扱いされてきた秀美君。そんな世間に対抗するべく、無意識のうちにつっぱってきた自分に気付いて、ハッとしたりする。年上の彼女にも妙にすれていなくて、実は、もっとはすっぱな感じを想像していたのですが、意外とピュアでよかったなぁ・・・
「放課後の音符」とともに、高校生にお薦めの一冊だわ。


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