いちばん初めにあった海

著者:加納朋子
出版:角川書店
初版:1996.08.30.
紹介:ワンルームのアパートで一人暮らしをしていた堀井千波は、周囲の騒音に嫌気がさし、引っ越しの準備を始めた。その最中に見つけた一冊の本『いちばん初めにあった海』。読んだ覚えのない本のページをめくると、その間から未開封の手紙が・・・。
差出人は〈YUKI〉。
だが、千波はこの人物に全く心当たりがない。しかも開封すると、そこには“あなたのことが好きです”とか、“私も人を殺したことがある”という謎めいた内容が書かれていた。一体、〈YUKI〉とは誰なのか?何故、ふと目を惹いたこの本に手紙がはさまれていたのか?千波の過去の記憶を巡る旅が始まった───。
心に深い傷を負った二人の女性が、かけがえのない絆によって再生していく姿を描いた、、胸一杯にひろがるぬくもりあふれたミステリー。(表紙扉より引用)
コメント:見覚えのない本・はさんであった手紙。知らないうちに封印してしまった、過去の記憶・・・。失った言葉。今必要なのは、現実をきちんと受け止めること。
北村薫の「時」のシリーズに雰囲気が似てました。
「化石の樹」
白い花を咲かせる金木犀の古木。幹の大きなうろにはコンクリートが流し込まれて、瀕死の状態。そのコンクリートの中からでてきた、子供の宝物と、ノート。そのノートに書かれたお話は・・・。金木犀が結ぶ縁。ウーン、ちょっとロマンチックねぇ。


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