著者:村山由佳
出版:集英社文庫
初版:2001.06.25.
紹介:進展すると見えて、なかなか思うように進まない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いのこころが見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分をすべて洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いっきり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「・・・・・・・今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利は───。始めての、二人だけの夜。(裏表紙より引用)
コメント:「おいしいコーヒーの入れ方Ⅲ」
おー!やっと来たかぁ!(失礼)と喜んだのもつかの間・・・。イヤァ初々しい。
でもマァ、娘をもつ母としては、このくらい優しく思いやってもらいたいもんだと思ったりします。近ごろの、若い子どもたちの性に対する意識、援交とか、出会い系サイトとか・・・ちょっと軽すぎるんじゃないかぁ?もちろん、若い人すべてが軽く考えているものでもないと思います。ちゃーんと、マジメに関わっている子たちだってたくさんいると思うし、そう心配したものでもないと思う。
人間ってどうしても自分の気持ちに忠実になってしまうけど、ちょっと落ち着いて、相手の気持ちきちんと思いやれる人になりたいと思う。ハイ!