神様がくれた指

著者:佐藤多佳子
出版:新潮社
初版:2000.09.20.
紹介:タイトルからどんな指を想像しますか?
私は、「不自由な指」を想像して、
障害を持っていてもがんばっている心温まる、
そしてちょっと感動の物語を想像していたのですが・・・
どうも、外れたようです。
神様がくれたのは、天才的な「スリ」の指だった・・・
刑期を終えて出所した「スリ」と彼を暖かく迎える人々、
その目の前で仕事は行われた。余りに鮮やかな手並みに
彼の「スリ」としてのプライドは揺れる・・
怪我をした「スリ」と彼を助けた妙な「占い師」の間に不思議な感情が
そして、ある日・・・占い師の元に逃げ込んできた少女をみたとき。
コメント:あー、なんと文章力のないことか!
とにかく、期待を裏切らない、人の優しさを信じたくなるような話です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です