池袋怪談

著者:日向章一郎
出版:集英社
初版:2000.04.10.
紹介:深い怨念と呪いの力を持つ「般若」の面。その力を利用して呪いをかけたのは、それぞれのパートナーだった。
受験戦争の中で、嫉妬と羨望の念にとらわれた少女。執拗に繰り返されるイジメ。しかし、幸せそうに見えた人も、実は幸せじゃなかったんだ・・・。少女が「般若」の面を手に入れたとき・・・。
コメント:「ゼロの世界」シリーズ3弾。
作家自身が主人公になっちゃうこのシリーズ。日向章一郎が何となく気に入っている私にとっては、まあおもしろい企画。
理解しがたいけど、無視できない霊とかオカルト的なものに引き寄せられる。人の気持ちのすき間に忍び込む、魔物が人の心を惑わせる。


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