ぼくとアナン

著者:梓河人
出版:角川書店
初版:2001.12.25.
紹介:「アナン」を書き終わって、たどりついたゴール。とても幸せなのに、何かやり残した感じ・・・それは、子供に伝えたいのに、子供には難しすぎると言うこと。
そこで、子供に伝えるために、アナンを書き直すことにしました。
こんどはねこの「バケツ」といっしょに、心の旅にでました。それは思いのほか長い旅になりました。
コメント:「アナン」は去年私が読んだ本の中の「ぴかいち」だった。それが子供向けに書きなおわされたと聞いて、再びアナンに会えることがとてもうれしかった。
手にした本は、絵本でもなく、童話と言うには立派すぎて、これでも子供向きなの?という印象だったけれど、ねこの「バケツ」の視点からかかれているので、とてもわかりやすいし、ことばもやさしい。
人々の悲しみを吸い取っていくアナン。人々を幸せにする、モザイク。この世に生まれて、やがて旅立っていくタマシイ。アナンに会えて、よかったね。


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