姫君

著者:山田詠美
出版:文藝春秋
初版:2001.06.30.
紹介:*母が首をつったのを見つけた時、ぼくが、まだ五歳だったのは幸せなことだった。ぼくはあの一瞬母に必要とされなかったのだ。ぼくは、自分が一番好き。(MENU)
*一人きりになりたくないから、二人きりにもなりたくない。もし、彼が死ぬようなことがあっても、私が一人きりになったあとでなら平気な気がします。(検温)
*わたしは欲望。だけどわたしの主人は醜女・妄想・純愛、わたしを満たすことはない。永遠に鬱積した感情。独りよがりの愛情は、一瞬のうちに憎しみに変化する。(フェイスタ)
*いつだって操るのはこちら。わたしの玩具は主導権。そう信じていたのに、いつしか立場は逆転し始めて・・・・気づいてはいけなかったこと。わたしはひとところに長くとどまりすぎた。(姫君)
*馬鹿な結婚の結果生まれた私。私は両親の重荷なのか?夢を追いかけていた・・・だけど、大切にするのは最後に残ったものだけじゃないのかな?(シャンプー)
コメント:「姫君」というタイトルに惹かれて手にした本。
一度サラリと読んだだけでは、なかなか???なものも多いのでした。
でも「姫君」は、自分の気持ちに素直になることが怖い人間の感情が表れていて、なかなか興味深い。しかし・・・ラストが悲しすぎるわ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。