占い師はお昼寝中

著者:倉知淳
出版:創元クライム・クラブ
初版:1996.06.25.
紹介:渋谷で霊感占いをする叔父は、“暇さえあれば寝てばかりいる、年をとっと駄猫見たいに・・”
彼のところにはよろず相談事が持ちかけられる、むろん探偵事務所ではないから調査はしない。依頼者の話を聞いただけで苦もなくことの真相を見破ってしまう。しかし依頼者の前に真実を明らかにするのではなく、さもありがたそうに占いをし嘘八百を並べ立て依頼者にとって必要な処方箋を言い渡すのだ。
「三度狐」仕事一筋のエリートサラリーマンに不思議な事件が3度も起こった。ゴルフクラブが1本なくなり、書類が行方不明になり、買ったばかりの本が3冊も消えた。
「水溶霊」家に帰ってみると、部屋の中が散らかり化粧台のビンが飛び散り、キッチンでは棚からさらが飛び出し醤油やソースがこぼれていた
「写りたがりの幽霊」旅行先で撮った写真には心霊写真が写っていた・・
「ゆきだるまロンド」私のほかに、もうひとりの自分がいる。行っていない旅行に出かけたり、遠くの宝石店に手袋を忘れてきたり、町内会の旅行をキャンセルしたり・・・
「占い師は外出中」呆けた老人と付き添いの友人、彼の家に幽霊がでる・・・占い師の外出中に留守番の助手が謎解き!?
「壁抜け大入道」200万円が盗まれた、父の無実をはらすために少年がやってきた。「僕は大入道が工場に入っていくところを見たんだ」
コメント:北村薫の「円紫さんシリーズ」を思い浮かべる。
なかなか楽しい一冊でした。


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