著者:重松清
出版:講談社
初版:2002.02.08.
紹介:もう死んでもいいかな・・・・そう思って降りた駅の前に、一台のオデッセイが止まった。
後悔、「あのとき」人生の分かれ道に気がつかずに通り過ぎてきた日々。大切なその時をもしもやり直すことができたら・・・・
過ぎ去った時を変えることはできない、だけど、その時に気づかなかったこと、見過ごしたこと「もしも・・・」知らなかった現実、知りたくない現実。だけど、目を開いて見つめなければ先に進めない現実。
やり直すことができたら・・・その先にあるのは?
コメント:どこで人生を踏み間違えてしまったんだろう?
人間誰しも、後悔の時がある。交通事故で死んだ父子とめぐる、過去。
もしも、「あの時」にかえってやり直すことができるなら、これからの人生がかわるかもしれない。なんてね。
重松清の「父・夫・男」の気持ちの作品は、けっこう興味深く読める。