陰陽師

著者:夢枕獏
出版:文春文庫
初版:1991.02.10.
紹介:平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖かしのものを相手に、親友の源博雅と力を合わせこの世ならぬ不可思議な難事件にいどみ、鮮やかに解決する。(裏表紙より引用)
コメント:・玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること:
・梔子の女:口がない女・・・写経をみると
・黒川主:孫娘が池の鯉を丸飲みする・・・
・蟇:応天門にあやかしがでた・・・
・鬼のみちゆき:かけたるはうしとこそ思へ たまさかに車は何の心をかやる(桔梗)
・白比丘尼:齢230歳。30年に一度はその身にひそむ鬼を殺さなければならない。
陰陽師シリーズの幕開け。陰陽師たるものが何か?その時代背景がわかった。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です