月は幽咽のデバイス

著者:森博嗣
出版:講談社
初版:2000.01.05.
紹介:薔薇屋敷とも、月夜邸とも呼ばれている豪邸には奇妙な噂が流れていた。狼男が住んでいるというのだ。邸内のオーディオルームで血まみれの死体が発見される。衆人環視で密室状況の室内は、何故か床が水に濡れ、ガラスの破片が散らばっていた。瀬在丸紅子が指摘する意外なる真相とは!?(裏表紙より引用)
コメント:Vシリーズの3作目。だが、私は初めて読んだので、なかなかユニークなキャラクターに興味津々。ぜひ、黒猫の三角から読んでみなくては。
建物にまつわるトリックは、今回も思いがけない結末だが、水槽の謎は伏線が張ってあって、なるほどと納得。ここにでてくる「保呂草」という人は、キーマンなのかな?


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