邂逅の森

著者:熊谷達也
出版:文藝春秋
初版:2004.01.30.
紹介:大正年間、身分違いの恋から故郷を追われたマタギの青年、炭鉱の渡り鉱夫となっても、マタギの血が騒ぐ。新しい村に受け入れてもらうための条件とは?松橋富治の波乱の人生を描く。
奔放に生きてきた富治を巨大熊に向かわせたものは何か。自然に対する畏敬の念あふれる雄大な物語。
コメント:「大正時代・マタギ」という、私にとってなじみも興味関心もほとんどない設定の物語だったので、読み始めは最後まで読み通せるか多少不安だったのだが、そんな懸念はまったく必要なく、20ページを過ぎた頃からはどんどんマタギの世界に引き込まれてしまった。
マタギだけでなく、文枝とのこと、炭鉱での小太郎との出会い、新しい村での生活と狩猟組。そして一人で立ち向かった山の神様と巨大熊・・・
読み終わったときにはなんともいえない深い感動が私を捉えた。


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