著者:恩田陸
出版:集英社
初版:2005.06.10.
紹介:時代の変わりゆく混乱が近づく中で、「正義」の進む方向が見失われていく気配。旧家・槙村家に出入りする人々と、不思議な能力を持つ一族「春田家」そして、お屋敷の次女聡子様との関わりが、一人の少女の目を通して語られる。
先のことが見える「遠目」の能力を遺伝として持つ聡子様。「お客様がきた」「雨が降る」その予見の通りに…。
戦争で多くのものが失われ、自分が生きてきたことの意味を問いかける。
「光の帝国・常野物語」を読んだのが1999年…すっかり忘れている。
常野物語では「エンドゲーム」というのもでてるらしいので、読んでみなくては。