シャネル

chanel.jpg著者:藤本ひとみ
出版:講談社
初版:2005.10.31.
藤本ひとみの作品らしく、フランスの歴史の流れの中でシャネルの恋愛を中心に物語りは進む。仕事と恋愛とどちらを選択したらいいのか?自分にとっての幸せ・生きている価値はどこにあるのか?ココ・シャネルの生い立ち、生きてきた時代背景。恋愛と仕事、その人生を描く。
孤児院に預けられても、強い意志で屈することのないガブリエル。その常に前向きの生き方には感心させられる。帽子デザイナーからファッション・香水・装身具。しかしそこには、ガブリエルの女性としての生き方が貫かれている。「可愛い守られる女性ではなく、自ら考えを持ち行動する女性のための服」ブランドのひとつとしてのイメージしかなかったのだが、ちょっと見方が変わったかもしれない。


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