スペイン 5 バレンシア・バルセロナ

朝8時、ホテル出発。バレンシアのカテドラルへ。ここは教会なので、朝から地元の礼拝の人々のために開いている。でも、朝早いのか観光客しかいない・・・09092101a.JPG


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バレンシアの朝を歩きます。

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ところが、世界遺産「ラ・ロンハ」は10時からなので、早すぎて中を見ることができなかった・・・。ここは螺旋にねじれた柱が見所なのに・・・中が見れないなんて~残念だな~。09092107.JPG

そんな気持ちを察したか、ガイドさんの機転で近くの市場を見学。

09092108.jpg フルーツや野菜。店先にぶら下がる生ハムのかたまり・・・ワインや、お菓子。など、ここで、スペインのフルーティなワイン「サングリア」を購入。
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バスは一路バルセロナへ。
バルセロナでの昼食は「パン・コン・トマテ」とパスタのパエリヤ「フィデウァ」細いそうめんのようなパスタを短く折ったものがパエリヤ風になっていて、結構おいしい。
09092111a.JPG09092111b.JPG我が家は食事中にジュースを飲む習慣がないので、いつも飲み物は500mlのお水1本を2人で飲むのだけれど、このお店では、「小:2ユーロ。大:3ユーロ」となっているので、試しに「大」を頼んだら、1.5Lのボトルが来た。ちなみに「小」500mlだったので、すごくお得な感じだった。
もちろん、飲みきれない分は、抱えて帰ります。
「発見」そうそう、面白かったのは、スペインでは表記は500mlじゃなくて、5dlって書いてあるのだ。デシリットルって、日本じゃほとんど使わないよね~09092111.JPG
いよいよバルセロナ「ガウディ」探訪。  まずは、グラシア通り(日本でいうと、銀座通りのイメージ)にある集合住宅「カサ・ミラ」をみる。壁が波打っていて、直線がほとんどありません。09092112.JPG
この通りは、お金持ちが自分たちの見栄のために,きそって奇抜なデザインの建物を建てた地区だという。2階にあるテラスから、通りを見下ろし、人々の羨望のまなざしを感じるのが楽しみだったという。なんとも悪趣味だが、そうは言っても、そういう資金があるからこそガウディの下に建築依頼が来たのだから、それはそれでよかったといえるかもしれない。
ツアーでは下車観光なので、外観を見るだけ。
明日は、あの入場の列に並ぶぞ~
バスは丘の上にある「グエル公園」へ
ガウディの理解者で支援者だったグエルの依頼で作った集合住宅地。計画は途中で中断し、公園といくつかの建物が残っている。歩道を支える柱はアーチ状だがハニカム構造のようになっていて、強度が計算されている。
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このアニメのような家もウォルト・ディズニーがこの家を見て、ミッキーのアニメーションの家を思いついたのだという。まさに、ディズニーの世界。
09092114a.JPG09092114b.JPG グエル公園はカラフルなタイルモザイクでできたトカゲが名物?スペインのお土産やさんでは、必ず、タイルでできたトカゲやカメ、フクロウまで並んでいる。買わなかったけどね。
トカゲで写真をとりたい人で大賑わいです。
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階段を上がると、テラスを支える柱と天井にタイル模様。
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実は、上のテラスには土が敷かれていて、雨が降ると地面にしみこみ、その水はテラスを支える柱の中を雨どいとして流れ、その下にいるトカゲの口から流れ出るしくみになっている。雨の少ないスペインでは、水の利用もひとつのテーマでした。
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テラスへ上がると、見晴らしがいい。思ったよりも広く、カーブを描いたタイルのベンチが可愛い。しかし、なんでベンチが波打っているかというと、そこにも理由があった。
人々が集う時。横一直線のベンチでは顔が合わず、話が弾まない。自然なカーブにグループが座れば、自ずと顔を合わせ、会話が弾むようになるのだという。
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「なるほど~」ガウディって、奇をてらった建物を建てているんじゃなくて、そこには深い考えがあるのだと、感心する。ベンチはタイルで硬いのに、座るとお尻がすっぽりとはまってまた落ち着くのだ。何時間でも座っていられそうです。
バスはいよいよ、「サグラダ・ファミリア」へ
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その前に、近くのコンビニで本日の夕食を調達する。
実は、今日は夕食が付いてなくて、しかも,バルセロナのレストランで食事をする時間はない。宿泊ホテルは高速自動車道で1時間もかかる辺鄙な場所で、近くにレストランが1軒あるだけだというのだ・・・というわけで、夕食とお土産用に現地ガイドオススメのイベリコ豚のパテの缶詰を6個買う。
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 夕食をバスに置いて、いざ「サグラダ・ファミリア」へ
まず、生誕の門の前にある、公園へ行って、池越しに全景を写真に撮る。
なるほど、こうなってるのね。テレビで、初めてサグラダ・ファミリアの映像を見たのは、コーヒーのCMじゃなかったかと思う。そのときは、なんだか不気味な建物だなと、思っていたのだが・・・。
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生誕の門は唯一ガウディが生前に完成させたものだという。
しかし、スペイン戦争で一部が破壊されてしまったので、修復しつつ作り続けているのだ。
主任彫刻家として、日本人の外尾悦郎氏が参加されている。
ここにも、雨どいのしくみが生かされている。
雨は柱を雨どいとして集められ、カメの口から吐き出されるのだ。
09092124c.JPG09092124a.jpg 聖堂の内部は建設中で高い足場が組まれているが、天井からは光がふんだんに取り込まれている。
残念だけれど、祭壇の奥のステンドグラスはさえぎられてよく見えない。
誕生の門の反対側は、受難の門だ。
生誕の門とは全く違ったデフォルメされたキリスト像が並んでいる。09092125.JPG
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受難の門の脇にあるレリーフの中に数字が・・・
縦・横・斜めどこを足しても合計は33だそうです。
なんのために?
敷地内には、聖堂建設のための作業員のために、保育所も立てられていました。
屋根がカーブしています。09092125c.jpg
ここで、自由時間がもらえたので、塔に登ってみる。昇りはエレベーターで階段を下りてくる。09092126.JPG
螺旋階段を昇ったり降りたりしていると方向感覚をなくす、途中隣の塔へ移ったりまた登ったりもできる。
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この塔は、最終的には音を広げる楽器として計画されているのだという。生誕の門の彫刻のすぐ脇から外を見る事もできる。
09092127.JPG新しくできた尖塔の先のフルーツの彫刻もまじかに見える。この鮮やかな色はイタリアのベネチアングラスが使われてるらしい。
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私はキリスト教への憧憬は深くないのだけれど、地上から見上げる人々を救うために人々の気持ちを考えて作られた建物じゃないかと、そんな気がした。

ステンドクラスの外側

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バスは一路ホテルへ。
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辺鄙なところにあるけれど、ドライヤーやお風呂は良かった。今までなかったポットもあってお茶を飲む事もできる。さっき持ち帰ったボトル入りのお水が使えるしラッキー。
夕食はツナサンド・カット野菜1袋・ハム1パック・クロワッサン。それに、日本から持ってきた野菜ジュース。いただきます。
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海外では野菜不足になることが多いので、野菜ジュース900mlを2本持ってきて、毎日一杯ずつ飲んでいる。ほかに、2Lのお茶も2本持参。他のツアー客はインスタントの味噌汁とか乾燥梅干などを持ってきている人もいたな~。ちなみに、スペインではバス内での飲食は禁止されています。車内が汚れるようなものはダメなので、アイスはもちろん禁止。
お水くらいは大丈夫でした。
さて、明日はいよいよバルセロナで自由行動。計画を立てて・・・おやすみなさい。


コメント

スペイン 5 バレンシア・バルセロナ — 2件のコメント

  1. いつもありがとう。
    文が上手くないので、読むのも大変かも・・
    時間があると気に呼んでくださいね。

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