伊吹山の翌日。霧が立ち込める中、バスでホテルを出発。
「昨日に引き続き、乗鞍スカイラインは現在通行止めが続いています」
が、
「山岳ガイドさんによれば、通行止めは解除の見込みで、現地に向かっています。」
というわけで、思惑通りに解除になったスカイラインで霧の中、畳平の駐車場へ・・・
お天気がよければともかく、こんな雨まじりの霧の中・・・
3000m級の山に登るなんて・・・不安な私の心をよそに、出発。
霧で、景色はほとんど見えません。前を歩く人の姿だけが頼り。
時々霧が晴れると、ちょっとだけ山の姿が見ます。剣が峰はあそこ?
いえいえ、もっと先です・・・。
山は、100m上ると、気温が1度下がるそうです。このあたりな8度くらいかな。
レインコートは、通気性がいいけれど、歩き出すと蒸し暑く、
風が吹きつけるところでは、急に寒くなります。
霧で先が見えないので、まだまだだと思っていたら、
おお!登頂!
霧が晴れていれば、遠くの山々がきれいに見えるらしいのですが・・・
なんと、ここで、30人全員登頂を祝って、全員で万歳!!
「ここで、いつも万歳なんてするんですか?」と訊ねたら、いえ、初めてです・・・とガイドさん。
イヤー。でも、高山病にもならず、ホントよくがんばったわ。
さあ、下山が大変です。疲れてくるので転んだり滑ったりしないように、ゆっくりと。
霧が晴れたら、雪渓が見えてきました。
おお~。あれが、帰り道のエコーライン。
偶然霧が晴れて、雪渓と、雪解けの湖が見えました。つめたそう~
登る時には何も見えなかったけれど、畳平の駐車場が見えてきました。
あら、湖もあったのね。
ガイドさんによれば、
「昨日からの通行止め。今日は登れない、登れたとしても、頂上までは無理かもしれないと思って、別のコースを考えていました。まさか、全員で頂上まで登って、しかも怪我もなく帰ってこれるとは、思っていませんでした。」
ほ~。そうだったのね。いやはや。おめでとう。