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2007年9月19日

地域包括センター

今日は、私の健康診断のため、仕事はお休み。

午後から、介護度変更のために近くの「地域包括センター」へ手続きをしに行った。
何の事はない。変更願いの書類と、介護保険証を提出すればいいのだ。

その後、役所の方で、病院に聞き取り、面接に出向いてくれて、判定が下されることになる。

ついでに、「特養」の事も色々と教えてもらった。
特養は、生活の場なので、病気や胃ロウのチューブ交換などは、家族が病院に行ったりすることになる。そこがポイントだな。

1年前に、何箇所か見学して話を聞いたので、大方の様子はわかっていたのだが、1年前とはジジの状態が大きく変わっている。
あのころは、まだ、何とか廊下を自分の意志で歩いていたのだ。

2006年8月25日

ケアマネ

要支援2となったババは、ケアマネの訪問が2ヶ月に一回になった。
今日は、訪問日。前回、本来なら訪問月でない7月に、予防介護のリハビリについてババが不満を訴えていた。

その後、こちらが書いたお願い文や、医師のコメント・施設長の回答を持ち、役所の包括支援センターへ状況の説明と、ババの状況の改善に付いて、お願いしてくれていたのだ。
その結果、やはり、個別の状況が違うこと、同じ要支援2であっても、脳梗塞などの後遺症で動きが不自由になっている人と、病気で、リバビリ自体が困難なケースがあると認めていただいた。
包括支援センターから、施設長のほうへ連絡が行き、その結果、ババは無理なリハビリを強要されることがなくなったということだ。

やっぱり、声を出していかなくては、気持ちは届かない。
ちなみに、要支援が対象の、介護予防保険対象のデイサービス+機能訓練をきちんと実施しようとしている施設はまだまだ数が少ないらしい。

受け入れ態勢と、リハビリの技術など、それから利用者の意向もあって、なかなかうまく軌道に乗るまでには、まだまだ時間がかかりそうな制度だ。
とりあえず、ババは無理な運動を強制されないので、ホッとした様子。

2006年6月15日

デイサービスに行きたくない

ババのリハビリが始まったようだ。なれない運動であちこち体が痛くて、朝起きるのも大変だと文句を言っている。
ただの筋肉痛ならばいいのだが・・・。
どうも、予防介護で症状が改善された人がでると、施設にご褒美が出るらしくて、事業者はリハビリを積極的に勧めているらしい。
もしも、そのために痛みが増すようであれば、私に文句を言わずに、かかりつけ医に診察してもらって、意見書を書いてもらうしかないんじゃないかな?
「こんなに痛いんなら、もうデイサービスは行きたくない!」
もしかして、これが介護申請を減らすための策略じゃないかしら?
ウーン。どうしましょうね。

2006年6月 7日

要支援2

今日もジジは、例の彼女の車椅子のそばにいる。なんだろう?波長が合うのかしら?
職員さんも不思議ね~
このところ、洗濯物がお風呂の着替えだけのときが多い。夜リハビリパンツにすることによって、ズボンを汚すことが減ったようだ。という事は、よなかにパンツを脱いで歩き回らなくなったということなのだな。

ババの認定が出た。「要支援2」予想通り。週2回のデイサービスは継続されるが、個別リハビリのプログラムが導入されることになった。ババは脊柱間狭窄症なので下手に動かすとかえって痛みが増すというのだが・・・。ババは不安だ。

2006年5月25日

ケアマネさん訪問

ババのケアプランを作成。
今月末で介護保険の期間が切れるのだが、認定の見直し「予防介護」の導入などで認定作業が遅れている。6月5日に認定会議と言うが…その間はどう対処するんだ?

午後、ジジのところへ行く。洗濯物が一組だけ。汚し方が少ないので不思議に思ったら、夜間にリハビリパンツにしたので、汚すことが減ったということだった。
以前は、夜中に起きて、自分でズボンを脱いでトイレに行っていたので、リハビリパンツにしても結局意味がないと思っていたのだが、どうも最近は脱がなくなったらしい。
こういうのをいいというのか?それとも、ズボンを脱ぐ事も出来なくなったと悲しむべきことなんだろうか?複雑…

2006年4月19日

介護認定の更新

そろそろ認定期限が来るので、更新の手続きをしなくてはならない。
ジジはそのまま要介護だと思うので、今までのケアマネさんが施設の方に面接に行って、そこの相談員さんと聞き取りをするらしい。

ババの更新は要支援になる可能性が高いのだが、最初は区から聞き取りに来るはずだったのだが、件数が多くて裁ききれないらしい。結局今までのケアマネさんが聞き取りをしてくれることになった。こちらの内情はおおよそ分かっているし、おしゃべりなババが何でもかんでも報告してるだろうから、おそらく適正な介護認定が出てくるだろう。

良くも悪くもよく知っていてくれる人なので、お任せするしかない。

2006年3月16日

ケアマネ訪問

午前中にケアマネさんの訪問があった。そろそろ介護保険の更新見直しの時期がやってくる。
昨日のジジの様子など話し、これから、他の介護老人保健施設へも申し込みをするように指示をもらう。

区内にある残り5ヵ所へ電話して、予約手続きをする。
20・22・24・29日にそれぞれ予約。一ヵ所は書類待ち。

午後からジジの衣類を捜しに出かける。あちこち探し回り、妥協しかけたところで、ちょうど高齢者向けと思われる商品(Sサイズ)を見つけた。春のせいか色がグレー・水色・薄茶と白っぽいものが多いのが気になったが、グレーと水色の上下セットを購入。ちかくにSのポロシャツも売っていたので購入。

その足で、「老健」へ行く。その場で名前を書き、一組タンスにしまう。その他に、ババが用意したポロシャツタイプのニットのセーターをとりあえずタンスに入れる。
…ただし、色がレンガ色やエンジなので、ジジがいつも「赤いから自分のじゃない」と主張していた洋服なのだ。介護する人に迷惑をかけるかもしれない…

夕方だったので、ジジが私を見つけてそばにやってくる、「一緒に連れて行ってください」
しばらくベンチに座り、様子を見る。落ち着いたところで、ジジに気づかれないように帰る。

kutu.gif帰宅すると、ネットで注文していた室内履きが届いていた。
買ってきた服とあわせて、ババに渡し、名前を記入してもらう。私が記名してしまうのは容易いことだが、ババが書くということで、「ジジの面倒を見ている」と思うことが重要だと思うのだ。


夕食。昨日からジジがいない食事。たまたま次女が修学旅行中なので、なんとなく寂しい食卓。

2006年3月10日

介護予防?

午後からデイサービスの家族会に出かけた。4月からの介護保険の変更に伴う説明だ。
今ババが「要介護1」であるが、4月からは介護予防の対象になると考えられる。
今「要介護1」の人の70%が「要支援2」に変更になり、体力向上のトレーニングなどのプログラムを選択することになるらしい。

いろいろと説明をうかがったことによると、ババは今まで通り週2回のデイサービスを利用できるらしいので、一安心だった。

「老健」入所決定

老健に連絡。判定の結果、入所できることになりました。
当初、ショートステイを体験して、様子を見てから入所を検討するという話だったのだが、ショートの予約が2ヶ月先までいっぱいで、そのあとになると、また入所が遅れる。ババのストレス・虐待を考えると、少しでも早い入所がよいだろうという判断により、来週15日の午後に入所が決まった。急展開だ!

ババに知らせると、「大丈夫かしら・・・いきなりで・・・私、分からないわ・・・」

ジジの体調や精神状況を心配しているのか? 老健に入所させるのはババの精神的ストレスを減らすためなのだよ? それとも、あと3ヶ月、そばで面倒を見たいの?
「それはいや! 朝は、顔も見たくない!」
それじゃ、15日でいいのね?
「私、分からないのよ」

つまりは、顔も見たくないし、そばにいられるのも嫌だけど、自分が施設に入れることを決断するのもいやだということらしいのだ。なんということだ…

まあ仕方がない、息子である夫が了承し、ケアマネ・精神科医からもそれがベストであるという判断をもらっているということで、入所を決定。

持っていく荷物や・手続きに必要なものの準備に取り掛からなくては。

ケアマネさんに15日入所を連絡。
デイサービスとショートステイの予約を取り消す。3ヶ月入所のところをもう少し長期に見てもらえないかという点を打診してもらうことにする。
入所後は、区内のほかの老健にも入所の申し込み手続きをしておくこと。

2006年2月28日

老健・ケアマネ

ケアマネさんから連絡。
「老健に問い合わせしたところ、4月に大きな移動があって、特に男性の部屋があく可能性が高い。なるべく早く、書類を提出して、手続きを進めるようにしてください。」
問題は、ジジがどう反応するかだなぁ。

2006年2月21日

介護老人保健施設

ケアマネさんが進めてくれた施設を一度見学して話を聞いてみたいと思い、電話をした。
23日2時に予約。認知症で要介護3 特に持病はないので、そんなに待たずに入所できるかもしれないという話だった。

午前中にケアマネさんが資料を持ってきてくれた。
(老健)って1ヵ月いくらくらい費用の負担があるんだろう??払えるかな?

今日のジジ
夕方7時いつもなら、オドオドとダイニングを覗くジジが、今日は自信を持って「なにかちょっとわけてもらえるかな?」とやってきた。椅子に座ろうか考えていうるうちに、テーブルの上を片付けだした。箸立てにしているカップを片付けに来るジジ・・・カウンターの陰から出てくると

!!!ズボンをはいてない!(パンツははいてた・・・)
急いで、パジャマのズボンとカーディガンを取りに行き、ズボンの向きを確認してを手渡す。はき終わったら、カーディガンを渡す。以上の行動に、言葉は一つもいらない。なまじ話しかけると、聞き取れなくてなんども聴き返されてしまう。

食事の用意が出来て、お皿を並べると、すぐに食べようとする。
「まってて」 ジジ????「食べるんだろ?ダメなの?」
「みんながくるまで、ちょっとまってて」ジジ「???なんだ、たべていいんだな・・・」
うーん。日本語がつうじませーん。

2006年2月20日

老年精神科・2

精神科といっても、いろんな分野がある。認知症だったりアルコール依存症だったり、病院によっても得意分野があるみたいだ。

さて、ジジの状態とババの状態をファックスで送ったクリニックで、今回は私だけの相談。
実は、ババがいると、自分の訴えが強くて、こちらの疑問や相談はなかなかできない。無論ババの状況についてもなかなか話しづらい面がある。

その結果、母のストレスを解消するためにはジジを介護老人保健施設へ入所させ、二人の距離を置くことが望ましいというアドバイスをもらった。
家庭介護のいいところは、暖かく見守られて、安心して毎日を送れることが前提だ。今の状態ではいつも怒鳴られ、叩かれそうになり、自分の居場所がなく、邪魔にされている。これではジジにとっても幸せとはいえない。

障害者を家で介護するということはとても大変なことで、そのために家族に犠牲者が出るとしたら、その時点でもう家庭介護の限界が来ていると言う事だそうだ。なので、家族と相談して、ショートステイではなく、3ヶ月くらいの「介護老人保健施設(老健)」への入所をすすめます。

帰宅して、すぐにケアマネさんに連絡を取り、精神科でのアドバイスを伝えたところ
「私も、それを勧めます。ただ、お母様にまだ抵抗があるようなので、ショートを一度体験してから、その次の段階で老健をすすめようと思っていました。」ということで、比較的家の近くの施設を進めてくれた。
ただし、老健は3ヶ月しかいられないので、3ヵ月後をどうするか?が問題になってくる。

夕方、デイサービスより帰宅したババに話をすると、「もう限界だから、老健に入れたい」と了承した。
夫も「自分が現場で介護できないから、いいだろう」と了承。
次の手続きを進めることになる。

この日、ジジは比較的穏やか。

2006年2月16日

ケアマネ

今日は魔の木曜日。でケアマネさんの訪問日。
11月から申し込んでいたショートステイの予約。今回初めて予約が取れた。
4月の中旬、初めてなので3拍4日だ。認知症なので個室を取らなければならず、なかなか取れなかったのだが、よかった・・・。これで、ちょっとの間だけど、ババがゆっくりできるといいな。

ショートから帰ってきてからの事も心配だけど、それはまた、それ!

ババが、その間ちょっと旅行にでも行ってこようかな・・・と言い出した。一緒にお付き合いくださる人がいるのなら、ぜひぜひ行ってらっしゃい。

さて、4月にまた認定の見直しがあるので、認知症の診断を受けてこなくてはならない。
3月中に行ってこなくては。

2006年1月12日

ケアマネ訪問

魔の木曜日はデイサービスがない。なので、月に一度ケアマネさんがジジとババを見に来ます。
2月の介護計画と、最近の様子について聞き取りをするためです。しかし、それは20分ほどで終わり、その後は、ババの延々と続く愚痴を相槌を打ちながら、時には説明をしながら、辛抱強くきいてくださいます。
ほんとうにもう、これは感謝です。ババのおしゃべりが+1時間20分ほど。それも、ここ一ヶ月の話ではなく、ずっと前の話に遡るので、ケアマネさんも何度も聞いている話です。それから、ジジや自分の話ではなく、デイサービスにいる他の人のうわさ話など盛りだくさん。
時間を見計らって「もうお昼になるので、おしまいにしましょう」と声をかけないと、まだまだ終わりません。

途中、ジジを迎えに行き様子を観察します。
「見たことない人だけど…だれだろう?」といぶかしげなジジ。
ケアマネ「お元気ですか?お体だいじょうぶですか?」と問われ、耳の遠いジジは
ジジ「ホー!岡山!それはそれは、ずいぶん遠いところから来ましたね。」などと驚いていました。(;^_^A

さて、ジジババのことで気になることが一つ。ババの前では聞けないので、外にでてお話。
元旦にはなかったはずなのに、3日の朝にはジジの左手に黒ずんだあざ。ちょうど、向かい合って、右手で強く手を掴んだような痕。私が実家に帰っている間に…何が起きたんだろう?
ババは「よろけて、どこかにぶつけたんでしょ?知らないわよ」という。ぶつけたとは思えない場所だけど…
この件に関しては、ババを問い詰めない(認めない)。そして、ストレスを少しでも軽くするようにショートステイを申し込む。

夫婦の老老介護は難しい。「自分が最後まで面倒見なくちゃ」という強い責任感と「なんでこんな事も出来ないの?」という二つの心が同時に存在するのだ。
私はそれを理解しないと…

2005年11月20日

手すり取り付け

トイレの手すり。翌日18日に終わりました。
ちょうど、手配していた部品が入り、工務店さんに無理を頼んで工事してもらいました。ヤレヤレ・・・

それと同時に、ジジが玄関から音もなく出て行こうとするのでその対策。
今は、門のカギをかけるという方法だけだったのですが、もうひとつなにか
ドアにカギをつけられないか相談したところ
最近のドアには二つ目のカギの、内側からつまみが取り外せるのがあるそうです。
カギを内側からかけて、つまみを取り外すと、カギを開けることが出来ない。
本来は、外部からのピッキングやサムターン回しに対抗するためのカギらしいのですが、
ジジの外出防止にちょうどよい。というわけで、取り付け完了。

土曜日に、さっそく玄関を出ようとするジジを捕獲。
自分の靴がわからないので、素足に孫の革靴を履いていた・・・
もー!靴は全部隠さなくちゃ。

2005年11月17日

とうとうやっちゃった!

今日は魔の木曜日、ジジのデイサービスがない日。
また便秘気味らしく、何度もトイレに行くジジ。

夕方、ドドド~ン! 落ちた!

ジジじゃない。トイレットペーパーホルダーの付いた棚が落ちた。

前にも書いたけど、ジジは、昔の人なので、様式では力が入らないらしい。
便秘気味のときは以前から便座の上にまたがってしまうのだ。
そして、不安定なので、右は手すりにつかまり、左は、ペーパーホルダーの棚に手を突く
そして、体重をかけて力む・・・
なので、もうしばらく前から棚に隙間が開きぐらぐらしていたのです。
(まだ建て替えて4年しか経ってないのに~)

この間救急車を呼んだときも、危なかったので、棚を取り外して左側にも手すりをつけるように、工務店にお願いしているところでした。
しかし、間に合わなかった~!
工務店に督促の電話をかけると、発注していた手すりが今日明日に届くというので、至急取り付けを依頼。
そうそう、これはジジの介護保険の住宅改修の対象になるそうです。

しかし、その騒動のさなか、じじは落ちた棚をかかえ。
どうしちゃったんだろう?助けてください!
そして、トイレの前は、またしても・・・・漏水。
ババの怒り心頭!
もちろん、ジジは自分が原因とは思ってないし、棚を壊した事もわからない。

今夜は・・・だいじょうぶかなぁ?

2005年11月11日

ショートステイ申し込み

昨日、ケアマネさんが来ました。
ババが、「ジジの痴呆が進んだ気がするので介護度が4にならないかしら?
そうすれば、毎日デイサービスにいけるし。」
と聞いたのですが。体が元気なので、無理でしょうって。

そのかわり、今度一度ショートステイを試してみることにしました。
1月分を申し込んで3泊4日くらい、個室でお泊りのお試しです。
いつもデイサービスに行っているところだから抵抗が少ないだろう。と期待して。
病院のように、検査や注射など恐い思いはしないだろうけど、
暴れたり逃げ出したりしないと良いんだけどな・・・

とりあえず、申し込んで体験してみなくちゃ始まらない。
3泊4日でも、その間ババがジジから開放される事を期待します。
ジジの認知症は少しずつ進んでいることは確実です。

2005年6月28日

ストレス?

朝から猛暑です。体がおかしくなりそう。
今日は、私の仕事が休みだったので、ばばと2人でお昼を食べながら
デイサービスのプログラムについてきいてみた。

6月から行き始めたTデイサービス。
まだ3回目なのだが、これといった明確なカリキュラムやプログラムが組まれていない。
そもそも、一般と認知症の区別がないので、どちらかというと認知症の人に対応する緩やかなペースで進んでいるようだ。

バスで施設に着くと、自分の名札の席に座り、周りの人とおしゃべり。
時間になると、その席で、簡単なゲームやクイズ、食事もその場。
食後もその場、おやつも、すべてその席から移動することはない。

まわりは、4人に3人は認知症の傾向がある人なので、中には、突然大声で叫び始めたり
食事の最中に、食器の中に頭を入れて、眠ってしまったり・・・
もう、それはジジよりも症状が進んだ人が多いらしい。
普通に会話できると思っている人も、話すうちに「どうも、へんだな・・・」と感じることもあるようだ。

「絵手紙」といっても、すでに印刷された絵に色を塗る「ぬりえ」。
どうも、もう少し症状の重い人に合わせているらしい。
もうひとつの「ふれんど」では、「絵手紙」もきちんと自分で筆を使って書いていた。
レクリエーションのプログラムも複数用意してあり、各自が選択でき。
「寄せ植」「手芸」「いけばな」など有料のプログラムなどもある。
「料理」では、みんなのおやつ作りをすることもあるそうだ。

Tデイサービス。は認知症の人が多くて、勉強になるけど、
「なんで、私はこんなところにいるんだろう?」と感じるという。
「でもまだ3回しか行ってないから・・・もう少し様子を見て・・・」
などと、思っているうちに、
「そうだ!この間の腹痛はデイサービスのストレスだわ!!」
とババが言い出した。

私「えー?そんなにいやだったら、無理して我慢してまで行くことないのよ。やめる?」
ババ「でも・・・まだ3回だし。花束ももらっちゃったし」
私「学校じゃないんだし、こっちはお金払ってるお客さんなんだから。がまんしなくていいのよ」
ババ「でも、上履きも置いてあるし・・・わがままだって言わない?」

という訳で、早速ケアマネさんに電話して、相談したのでした。
「我慢することはないんですよ」といって下さって、すぐに退所の手続きをしてもらいました。
さらに、ジジと一緒のバスでもいいから、「ふれんど」にもう一日いけるように調整をお願いし、
今週の金曜日から変更していただけることになりました。

もう、「Tデイサービス」に行かなくていいと決まったとたんに、急にご機嫌になり
饒舌におしゃべりを始めたババでした。
最初は、「もう一度行ってきちんとご挨拶してくるわ」と言ってたのに、
「もう、行きたくない!」全く・・・

ウーム、やっぱりババの話も時々いいてあげないと、ダメだなぁ。
そして、ババのおしゃべりを聞いていてババにピッタリの手芸キットを思い出した。
早速取り出し、手取り足取り講習会。かわいい天使の木目込み風のミニ額が完成。
我が家で、ミニデイサービスをしてしまったのでした。

うーむ、絵手紙の道具もあるし・・・生け花講習会もできそうだわ。
でも、やっぱり一人でやるよりも、仲間とワイワイおしゃべりしながら、作業するのが楽しいだろうな。
そうだ!私老後の楽しみに、デイサービスのボランティア講師やろうかなぁ?

2005年4月12日

介護認定のききとり調査

冷たい雨が降ってまるで冬に逆戻り。せっかくの桜も凍えそうだ。

今日はケアマネの聞き取り調査だった。
ババがペラペラとしゃべっているが、これがどう認定されるか?
多分、ジジはそのままいけるかと思うが・・・ババは前回の認定時に比べると
だいぶ、体調が改善されているような気がするから、変わるかもしれない。
どうなるかなぁ・・・。

2005年3月29日

手続き2

ババの「デイ」の手続きが終了。明日からスタート。

ジジと一緒のバスはいやだと言っていたが、腰が痛いのと天秤にかけ
けっきょく同じバスに乗ることにした。

ケアマネさんが来たときに、「デイ」がない日に、ジジがお散歩に出かけたがるので
ヘルパーさんにお散歩の監督を頼めないか聞いた。
今は、お散歩の付き添いはできないそうです。それどころか、家事に関しても
食事を作るのはダメで、食事を作る作業の介助ならOKとか。
これから、介護保険の内容を見直していくので、ヘルパーさんをお願いするのも大変そうです。

それならば、もう一日デイサービスに行くのを増やした方がいいのではないか?
ということになり、「ふれんど」に連絡を取ってもらいました。
結果。火曜日にもいけることになりました。
これで週4日…ババの負担もだいぶ軽減されるだろう。

2005年3月28日

手続き

「ふれんど」のババの契約をするのに、なかなか連絡が来なくて一週間たってしまった。
どうしても今月中に手続きを終えたいので、ケアマネさんに連絡を取った。
実は、ケアマネさんのほうでも、あまりに連絡がおそいので、再度確認をしていたらしい。

ジジのときはスムーズに手続きがなされ、ババの話もトントン拍子に進んだので楽観していたのだが、ここへ来て足踏み・・・
でも、ようやく明日、「ふれんど」との契約だ。ヤレヤレ…


さて、ジジは耳が遠くて相変わらずマイペースだ。
今朝も「ふれんど」に行くことをいくら説明しても、なかなか理解してもらえない。
それでも、お迎えの車が来たら、ようやくわかったようだ。

逆に、夕方家に帰ってくると、玄関も、自分の部屋の場所も忘れてしまっている。
まあ、しばらくすると自分の居場所だとわかるらしいのだか・・・
それでも、いつまでもこのくらいの状態が続いてくれるといい…
私のことが誰か?なんてことは、わからなくてもいいのだから。

2005年3月18日

精神科→デイ家族会

今日は忙しかった。
午前中、ジジを「ふれんど」に送り出してから、精神科へ
予約を取ったけれど、1時間くらい遅れて診療。
といっても、本人はいなくて、ババと私で「あーだ。こーだ」

先生によれば、この状況は発症3年にしては進行が早い。というので考えてみると
4年前に白内障で入院したときに、夜中に点滴の針をはずしてしまったり
「俺をこんなところに入れて、みんなで旅行に行った」と怒ってみたり
思い起こせば、あれも痴呆だった。

さらに前に、自分のうちの墓地に隣の人が「骨壷を入れちゃったから、見に行く」
といって、出かけたけど、実際には墓地まで行った形跡がなかったとか・・・
発症してから5年くらいたっているのかもしれない・・・

というと、6年目は「失禁」の時期ですよ。と先生。「え~!」
まあ、しょうがない。覚悟を決めるしかないもの

午後から「ふれんど」の家族会へ
介護保険制度が変わるということで、そのことの状況説明だった。
要介護3のジジには、大きく問題はないけれど、要支援・要介護1といった
比較的経度の人の、デイ利用が少し変わるようだ。

さて、一緒に行ったババが、施設を見学してちょっと気に入ったようだ。
トイレもきれいだった。窓も大きくて明るい。職員の人も親切そう。
という訳で、早速ケアマネさんに連絡して、デイサービスの利用をお願いした。
すぐに「ふれんど」と連絡を取ってくれて、水曜日に行ける事になりました。
家で、ベットにもぐりこんでいては、どんどん体調を悪くしてしまう。
「予防」のためにも、デイでいろんなプログラムを体験できるといいな。

2005年3月15日

ひげそりの掃除

やられました・・・
電気かみそりを使ったあとに、掃除をしていました。
私のピンクの歯ブラシで・・・
しかも、わざわざ洗面所の歯ブラシたてから取ったのだ。
まあいいんだけどね、以前ジジに歯磨きに使われちゃった歯ブラシだから。

掃除するのはいいけど、歯ブラシはやめて欲しいな。
備えつけの刷毛なら指先で持つだけだから、そんなに力が入らない
でも、歯ブラシを握り締めてこすったら、また歯が壊れちゃうわ。
それに…どうもバラバラにしたら組み立てられないみたいだ。

髭剃りの間そばについていればいいのだけど、そうも行かないし。
まいったね。
とりあえず、歯ブラシは、片付けようかな。

さて、今日はケアマネさんが来た。
「ふれんど」の痴呆対応デイに行き始めて1週間。様子はどうですか?
もちろん、環境も施設も対応も、食事も整っていてこちらに通えて本当に感謝です。
「ふれんど」の他にももう一ヶ所、探してくれたところも、受け入れOKだったそうですが、
本当にタイミングが良く決まって、良かったと思います。

ジジがデイに出かけている間、骨休めをしているババですが、
用がなければ大半をベッドの中でテレビを見ながらうたた寝をして過ごしてしまいます。
これでは、即席痴呆寝たきり老人を作っているようなもの。
もともと、人見知りで、なかなか自分から地域のサークルに入っていけるような人ではありません。
すべてお膳立てができて「さー、どうぞ」といわれないとなかなか入れないタイプです。
そこで、一度「ふれんど」を見学して、良ければ、週に1回くらい行けるように申し込んで見るという話になりました。

同じ施設でも、痴呆のクラスとは食事場所も別。プログラムもお部屋も別です。
でも、どんな食事なのか?気になっていることもわかるし。
「ネイルアート」「和裁」「手芸」「絵手紙」「民謡」「中国語講座」「エステ」「料理」「いけばな」など、
いろんなプログラムが用意されていて、ババも興味を引かれているようなのです。
実は、私も行ってみたいくらい。

2005年3月 4日

週3回「ふれんど」

朝から大雪。
デイサービスのお迎えの車が来て、外に出たジジはそのとき初めて雪と認識。
「おー!雪が降ってる・・・」
「いってらしゃ~い!」

久しぶりの「ふれんど」。どうかなぁ?と心配したが、夕方元気に帰宅。
ノートによれば、雪を眺めながら「冬の歌」「春の歌」をうたう。
おしゃべりが好きな方と和やかに過ごされていました。
ふむふむ・・・よかった。

夕方、先日替わったケアマネさんより電話。
2ヶ所のデイサービスに通所するよりも、痴呆対応のデイサービス1ヶ所にしたほうがジジの負担が少ないという話をしていましたが、なんと「ふれんど」で週3回利用できることになりました。
しかも、月曜日は入浴もできるらしい。
「ふれんど」から連絡もあり、早速来週から「ふれんど」に代わることになりました。

「なかよし」さんもいろいろと良く面倒を見てくれましたが、やっぱり痴呆対応でなかったのと、開設してからまだ1年未満だったので、経験の違いもあるかもしれません。

こういった変更の手続きや交渉事をやってくれるのがケアマネさんなんですね。
新しいケアマネさんになって、ちょっと不安だったけれど、良くしていただいて感謝です。

2005年2月25日

ケアマネ変更

いまお願いしている支援センターがケアマネの事業がなくなるので
新しいところと契約することになった。
今日は、そこのケアマネさんの訪問を受けました。
ジジは、なーんとなく様子をうかがっている感じ。

ケアマネさんに、2箇所通っているけれど様子はどうか?ときかれお話しました。
今「なかよし」と「ふれんど」の2箇所に行っているのですが
「なかよし」では帰宅願望があると、再三連絡ノートに記載されているのが気になっている。施設もこじんまりとしているし、利用者も痴呆に人ばかりではない。
「ふれんど」では痴呆対応のケアコースに入っているので、作業や行動がゆったりとしているのかもしれない。施設も大きいし、いろんなプログラムも豊富です。

本人に聞いてもよくわからないけれど、「ふれんど」の方が帰ってきたときに表情が明るいような気がします。

ケアマネさんも、痴呆でわからないといっても、
○2箇所通うのは混乱を招くのでできれば同じところの方がいいのではないか?
○できれば痴呆対応のデイサービスの方が、安心できるだろう。
ということで、新たなデイサービスの事業所を捜してもらうことにしました。

もちろん「ふれんど」に空きが出ればそれが一番なのですが、なかなか人気が高く、順番待ちの状態です。
それに、週1回でも入浴サービスを受けたい。
家族の希望としては、週3~4回くらい利用したい・・・。
と、いろいろとお願いをしてみました。

いいところが見つかるといいのだけれど…

2005年1月20日

ジジは快調!

すっかり、日常を取り戻しましたね・・・
最近すっかり忘れていた仏様のことを今日は思い出したようで、朝なのに片付けてしまったり、お線香に火をつけようとして、充電中の髭剃りの充電ゲージのライトに近づけてみたり・・・なかなか、知恵をしぼっているなぁ。

お散歩にも出かけました。玄関の鍵を開けるのに、だいぶ時間がかかっていましたが・・・
帰ってくるまで心配だけど、自分で「散歩に行こう!」と思う気持ちは大切にしたい。
そうそう、洗濯物もたたんでもらった!

ケアマネさんから、家の近くの特養ホームにあるデイサービスに空きが出たので、「金曜日」どうしますか?と連絡がありました。
今は、火・土の週二日でしたが、特養ホームは設備も活動メニューも充実しているような気がして、申し込みをしてあったのです。
週3日(火・金・土)は、金・土と続くと疲れそうなので
今行っているところを(月・水)にしてもらって、特養を(金)に希望しました。

土曜日は、他の家族もお休みでいることが多いので、少しでもジジと一緒に過ごした方がいいような気がしています。
新しいところだと、ジジが混乱するかもしれないので、ちょっと心配でもあるのですが・・・慣れてくれるといいなぁ~。

2004年12月29日

ケアマネさん

お世話になっているケアマネージャーさんが、2月いっぱいでやめることになった。
「はしのえみ」さんに似てて、とても感じのいい方.ババもお気に入りだったのでとても残念。

「家庭の事情」というのでちょっと伺ったら、
田舎で一人暮らしをしている彼女の母親がいる。用があって呼ばれても、仕事があれば急には休めない。一緒に暮らすわけには行かないけれど、せめて、もう少しそばにいる時間が欲しい。
ケアマネで、よそ様のお年寄りの面倒を見ていて、自分の親を放っておくというのも変な話だし・・・

子供が大きくなって、やっと手が離れてきたな・・・と思ったら・・・ね。
女性が仕事を続けるというのは、いろいろと障害があるのだなとため息が出ます。


今日、東京は初雪でした。
さすがのジジも、カーテンをめくって窓の外をながめて、お散歩はあきらめたようです。

2004年12月12日

認定☆要介護3!

 介護認定が来た。なんと「要介護3」
結構立派な介護度が付いてきた。確かに、一人では一日だって過ごせないだろう。
買い物も、食事の用意も、着るものも、身体を洗うのも、時間の観念も・・・
 けれども、食事は自分で食べる・トイレは自発的に行く・お風呂は浴槽に入れる。
これができるだけでも、充分合格点だと私は感謝している。

 実はここ2日間外出していて、トイレに行く回数がとても多かった。便秘気味なのか?本人に聞いてもよくわからないので困ったことだが、たまたま外出先だったので、もしかしたら「家に帰りたい」という気持ちの裏返しで、トイレに行っているのではないかと気になっていた。あるいは、環境の違うところで「緊張のあまり便意をもようす」という可能性も心配だった。

 なにせ、几帳面な性格で、妙なこだわりもあり、トイレ(大)はズボンもすべて脱がないとできない。なので、20分置きにトイレに行くとなると、着替えの時間もあり、休む暇がないのだ。これは側で見てる人も結構しんどい・・・。まあ、一番しんどいのは本人なのだが・・・

 という訳で心配していたが、今朝、ようやく一件落着。「家に帰りたい」からトイレに行っていたわけではなかったのだと判明(多分)。次回のデイサービスはトイレが気にならないといいな。

2004年12月10日

介護申請から1ヶ月

介護保険の申請をしよう!とようやく重い腰を上げて支援センターに出向いたのが11月5日。認定が降りるまでには1~2ヶ月かかるといわれたが、その前にデイサービスの利用を申し込んでおきましょうと待つこと1ヵ月。なかなか連絡が来ない、首が伸びきった12月6日にようやく連絡があった。

 当初希望していた施設になかなか空きが出ないので、別の施設を紹介してくれるという。早速お願いして、説明かたがたジジ(義父)の様子を見に来てくれたのは「阿藤 海」のような方だった(ジジはちょっと緊張した様子だった)。デイサービスは初めてなので、最初は火・土の週2回お願いすることになった。
 
 スタートは11日(土)。
 それまでに、持ち物や衣類に名前を記入したり、書類を書いたりしなければならない。持ち物リストとペンを持ってババ(義母)のところへいくと、「あーもうなんか気力がないのよ。貴女書いてくれない?」
「え~?!」と思ったけど、まあしょうがない。下着やタオル、とにかく品物だけはそろえてもらうことにする。なんでも私が手を出しちゃったら、今度はババがボケちゃいそうで、心配なのだ。やれることはやってもらわなくては!

 衣類や持ち物一つ一つに名前を書いていると、夫が「子供が始めて幼稚園に行くときみたいだな」そう、ただ違うのは、子供たちは日々成長してどんどん新しいことを覚えて行くのに対して、ジジは多分、どんどん忘れていく。それでも、ただひとり家でボーっとしているよりは、デイサービスでその一瞬だけでも楽しいと感じてもらえれば、そのほうがいいのじゃないかと、そう思うのだが…。
 
 大丈夫かな?もう帰りますと、言わないかな?ちょっと、イヤ、かなり心配だ。

2004年11月11日

住宅改修工事

7日に、申し込んでおいた家具処分の改修に来てもらった。

10日、住宅改修。ババをダイニングに移動。工事を見学するのが大好きだったジジが隣の騒音に全く興味を示さない。
11日、注文していたベッドが届く。
手すりも付いて「起き上がる」「立ち上がる」が格段に楽になったようだ。

2004年11月 5日

介護認定の申請

近くの在宅介護支援センターに介護保険の申請と住宅改修について相談にいく。

同日午後に、ケアマネさん来訪。ババとジジの面接をして、居宅介護支援契約・介護認定の申請をする。認定までに最低一ヶ月以上かかる。その前にジジのデイサービスの利用申請をし、空きを待つこととした。

ケアマネさんの迅速な対応に驚いた、こんなことならもっと早く、門を叩いていればよかったなぁ。

2004年11月 4日

ヘルパー友だち

近所のヘルパー友だちと、久しぶりに「お茶」をしながら、お互いの近況報告。
実は彼女のところにも同居の両親がいて、なかなか大変なのだ。
住宅改修とベッドの話をしたら、介護申請を進められ、さっそくババを説得。
ジジとババが共に介護認定を受ける事のメリットを説明。
ようやく理解を得られる。