ラグツアーin Canada 2019 -③

5月30日(木)
目覚ましより早く目が覚める。朝焼けがきれい。昨日用意したパンと日本からトランクに入れてきた野菜ジュースとプルーンで朝食をとる。だけど、目覚ましのスヌーズが止まらない。止め方がわからない…。

荷物を詰めて外に出ると、いいお天気!宿の軒先にふくろうのオブジェが並んでいて、私たちを見送ってくれる。

7:00  いざ!ペギーズコープへ出発(5時間30分)
昨日来た道をバスで戻る。変わらない景色・・・黄色い花はタンポポだね。

寒いせいかまだ背が小さい。うとうとして、気が付いたら、昨日の渋滞ポイントを通り過ぎていた・・・らしい。良く寝ちゃったわ。

12時過ぎ 世界遺産ペギーズコープへ到着。
灯台の近くで昼食。 Sou’Wester gift & Restaurant
今日こそロブスターロールをいただく。おっと、やっぱりすごいフライドポテト!

昼食もそこそこに、ペギーズコープを見学。大きな岩や地層?不思議な景観が続く。
曇り空ではあったけれど、霧もなく、きれいにペギーズコープが見えました。

ノバスコシアのフックトラグ・ミュージアムへ。古いラグから新作のラグまでいろんなラグが並んでいる。


立体的なノアの箱舟のラグ

ちょっとお買い得なパターンを見つけた人もいたみたい。何を買ったらいいか迷っちゃうわ。
お茶とケーキのおもてなしも受けて、たくさんのお土産もいただいて、感激しました。

ハイランド・ハート・フッカリーは、モード・ルイスのパターンの版権を持っているのですが、あいにくお店の前が工事中ということで、ミュージアムまで出張してきてくれました。素敵なイルカのパターン見つけて購入しました。

旅の二日目にして、ちょっと少なめに用意した現金が心もとなくなってきました。クレジットカードを使おうと思ったら、なんと認識されません!え~!?どうしよう。もしカードが使えなかったら、お買い物なんてできません。

オークアイランドのホテルは
Western Shore, NS/OAK ISLAND RESORT&CONFERENCE CENTER
夕食はホテルのダイニングで。昨日と同じくサラダなどをシェアし、おいしいシーフードをいただく。押しなべてフライドポテトの量が尋常ではない!産地ですものね、当然。

さて、私の最大の心配事は現金が足りないこと、そしてカードが使えなかった現実。お支払いの時にそう話すと、現金は、日本円と両替していただけることになって一安心。さらに、全員のレストランの支払いをカードで支払ってその分の現金をもらったら?という提案。
カードが読み取れるか?という不安を胸にレジへ・・・無事カードが使えました。良かった、これで現金とカードが使えます。ホッ!

明日の朝は7:30朝食なので、ちょっとゆっくり。

ラグツアーin Canada 2019 -②

5月29日(水)
5時半起床。心配なのでアラームをセット。けれど時間前に目が覚め、窓からきれいな朝焼けが見えました。

6時朝食、ホテルで、フルーツ、ヨーグルト、パン×2、ミルクを選択。すると、1個3ドルと言われ、1・2・3・4・5とカウントされる。エー?この小さいパンが3ドルなの?疑心暗鬼。でも、戻すわけにもいかないので
そのまま食べると、会計はフルーツ、ヨーグルト、パンで3アイテム×3でした。それでも税15%チップ15%で支払いは12ドル。ほ~。カナダって物価が高いんだなぁ・・・

7:00出発 チェティキャンプへ(4時間30分)
バスを一台チャーターし、専属のドライバーさんピエール氏が迎えに来る。
ハイウェイは無料で、通り過ぎる景色はどこまでも一緒だ。赤い土と、白樺と草原ときおり沼のような池。高い山は見えず、ポツンと家があったり、牛がいたり、道路わきを鹿が歩いていたりする。
トイレ休憩以外で停まることはない。ちなみに、トイレはWash Room と書かれている。

突然バスが止まる。次々渋滞していく。何だろうと思っていると、なんと運河を船が通るので、橋を移動させているのだった、カナダで渋滞なんて珍しいので、(多分、私が降りたたそうな顔をしていたのだと思う。降りていいよ!)バスを降りて写真を撮ったりする。それにしても、ずいぶんゆっくりと船が進む。ようやく通り過ぎて橋がつながり、車列が動き出した。船が通った場所をのぞきこむと、なんとまあ、驚くほど狭い!これじゃ、船がぶつからないようにソロソロと移動するはずです。
途中案内所でピエールさんが持ってきてくれたノバスコシアの地図。これが優れモノで、今自分がどこを走っているか?目的地はどこか。旅のルートは?地名検索もできて、地図好きの私には持って来いのアイテムになりました。

それにしてもチェティキャンプは遠い。なんでチェティキャンプというのだろう?と質問すると、調べて来てくれた方が話してくださいました。カナダへの移民の歴史、フランスとイギリスの戦争。負けたフランス系移民がより北の地に追われて、チェティキャンプに住むようになった。カナダの寒さは大変でこの地ですむには現地の人たちに冬の乗り切り方を教わらなくてはならなかった。土地は痩せて、ジャガイモの生産に適している。冬が終わると海ではロブスターが採れる。多くは漁で生活をしているそうです。寒くて長い冬を乗り切るために、ジャガイモの麻袋に古いウールの衣類を細く切ってラグマットを作ったのが、ラグの始まりだそうです。
そのうちに、古いウールもなくなり、羊を飼っていたので毛糸を紡いで、毛糸でラグを作っているのがこのチェティキャンプに伝わるラグです。

キャンプに入ると、赤や黄色、グリーン、カラフルな色の家が点在する。塀も境界線もない。海を見渡すように、ベランダには椅子が並んでいる。いいなぁ・・・
La Boulangerie Aucoin Bakery で翌日の朝食のパンを購入。ちなみにカナダでは英語とフランス語が混在している。
ピエールさんがここで、僕が一番好きなレストラン。ここは2番目だけどおすすめ。と紹介してくれるので、予定を変更してレストランでランチ。おすすめはロブスターロール。ホットドッグの中身がロブスターなのです!ここでロブスターロールを選ばなかった私は完全に失敗組でした。不足気味のお野菜が食べたかったのよね・・・。

食後、地域の古い教会を見た後、
目的地のチェティキャンプ・フックトラグ・ミュージアムへ。

古くて使い込んですり切れたラグ。生活の道具たち。毛糸のラグは薄くてしなやかな感じがする、足元を温めるラグマットから、風景や人物を細かく表すタペストリーに移行していく。生活のためのラグから商品としてのラグに。人気のパターンや、注文を受けての製作もするようになる。

ラグの体験をさせてもらう。思ったより細い毛糸、上手く針にかからない。どうも、ウールとは違うコツがあるようで、ものすごいスピードで同じ高さのループが並んでいく。でも、毛糸のラグもちょっと面白いかもしれない。ビックリしたのは前後左右すべての方向に進むことだ。私みたいに、フレームをグルグル回したりすることはない。まあ、5mもありそうな大きなラグをみんなで並んでフックするのだから、ぐるぐる回すわけにはいかないのよね…。

宿泊はCheticamp, NS/LAURIE’S INN。モーテルです。近くにスーパーがあるというので、のぞいてみる。海外旅行の楽しみの一つは、地元のマーケットで買い物をすること。その土地らしい食材やアイテム、可愛いTシャツや靴下なんか見つけるとワクワクする。

夕食は、Harbour Restaurant &Bar あれ?ここ、お昼と同じお店。どうやら、予約しておいたお店と、ドライバーさんおすすめのお店は、一緒だったみたいです。
ムール貝や、サラダ、それぞれ好きなものをいただきます。おすすめのシーフードチャウダーなど、美味しくいただきました。(60ドル)


夜9時を過ぎてもまだ明るい。そうだった、ここはサマータイムだったんだ。明日の朝は早い、おしゃべりは切り上げて、早く寝なくちゃね。

ラグツアーin Canada 2019 -①

5月28日~6月4日、ラグ教室の10人でカナダに行って来ました。

カナダと言っても、一般的なカナダツアーではおそらく訪れない、カナダの東の端、ノバスコシア州です。大きさはどのくらいか?地図をずらして日本と比べると、端から端までの距離がおおよそ東京から広島のちょっと手前くらいまで。けっこう大きいですね。

旅の目的はラグの始まった歴史と背景。土地の風景、そして日本にはないラグのミュージアムとラグショップをまわってお買い物を楽しむことです。さあ出発!

5月28日(火)
羽田空港国際線ターミナルに15時集合。けれども、この日はアメリカのトランプ氏が帰国するので都内はあちらこちらで検問がかかって、予定通りに道路が通れるか心配でしたので、かなり早めに出発しました。お昼頃メンバーと合流できたのでこれでもう安心!

17:40出発 羽田→16:45 トロント
水を買ったら、一本3ドルで値段の高さにビックリ。さらに税金が15%加算される…
1カナダドルは90円くらいなので、頭の中では100円だと思っている。
※翌日、立ち寄ったコンビニで24本入りで6~7ドルのお水を見つけて、みんなでまとめ買いしてもらいました。これで安心!

18:55トロント→21:56ハリファクス
日付変更線を超えるので、28日の夜10時ころに到着しました。
日本との時差は今サマータイムなのでちょうど12時間です。

ホテル;HILTON GARDEN INN HALLFAX AIRPORT

ミッドタウンでアートめぐり②

ミッドタウンを歩いていたら「紙わざ大賞展」というのをやっていたので、こちらも見に行ってみました。
すべて紙でできているものです。

「かわに靴」紙でできてるんですねぇ~

ダンボールで表した絵 カットしたダンボールの目をつぶして陰影をつけてあります

潰された目

同じダンボールの表現でも、こちらは、段ボールのカットする角度を変えて表現。すごいです。

ミッドタウンでアートめぐり①

今日の目的は六本木の21_21DESIGN SIGHTで開かれている「ユーモアてん」
実はこのミュージアムに一度行ってみたかったのです。


中はこんな感じで

ユーモアてんはなかなか楽しい。

視点を変えると

メガネとガラスの容器

外に出ると、芝生広場にシートが並んでいます。これもアート


お天気もよくて、アート日和でございました。

水天宮とミッドタウン

今日はお天気もいいので、娘の代わりに水天宮に安産祈願に行って来ました。
犬の日は大混雑で、とてもいけませんが・・・今日は平日なので、まあまあです。
無事に出産できますように。

人形町から日比谷線に乗って、六本木へ。美術館見学の前にランチです。
以前行ったことのある、「宮川町 水簾」ちらし寿司のお重をいただきます。
これ、お重を見ると小さいのですが、食べてみるとちょうどいい感じです。

お酒を頼むと、酒器を選ばせてくれます。飲まない私も、どれがいいかな~とワクワクします。

揚げたての季節の天ぷら

デザートは 苺のムース

ちょうど気候が良くて、テラス席がいい感じのようでしたね。寒くもなく暑くもなく…
でも、落ち着かないので、カウンターでいただきました。

ウィリアム・モリスと英国の壁紙展

昨年から全国を回っていた展覧会が横浜そごうにやってきました。
会期も残り少なくなってきたので、月曜日に行って来ました。

ん?カメラのせいかしら、ちょっと色の具合が違うわ。

色んな壁紙、日本の金唐革紙からの影響・・・いろいろ面白いです。
モリス商会はテキスタイルや家具も扱っていました。

おっと、こんな言葉も・・・心に刺さりますねぇ。

ラ・ビュット・ポワゼ

今日は先日のラグ教室展の打ち上げ、反省会?で自由が丘に行って来ました。
ギャラリーのもう少し先ですが、一軒屋レストラン「ラ・ビュット・ポワゼ」期待が膨らみます。
窓の外は新緑に囲まれたお庭です。

アジャン産ドライプラムと生ハム、函館の青粒貝と南瓜のクルスタード、小田原のアオリイカ、フェンネルのマリネ。
階段状になったオブジェの上に小さなお皿・・・落ちないようにマジパン?で貼り付けてありました(笑)

4種類のパン、スモークの香りを閉じ込めたオリーブオイルとオニオンバターを添えて

函館の皐月ますの自家製スモーク、丹沢のわさびの茎 グリンピース、秦野の新人参ピュレ グリエした菜種オイル、ビュスキュイパルメザン添え
中央の透明な筒を持ち上げると、中の新人参のピュレが流れ落ちます。

小田原市場からの鮮魚のポワレ 秦野の春野菜ソース タイム風味

フルーツのグラタン仕立て 箱根のリンドウの根の香り キャラメルのムース

デザートのお皿を片付けて、その下のお皿をひっくり返したら、まあ!
裏側にクレープフルーツのゼリーが・・・

箱根の熊笹のフィナンシェ 秦野の夏みかんのコンポート 竹炭のフラン
落合ハーブ園のオーガニックフレッシュハーブティ 又はコーヒー

美味しゅうございました。おなかもいっぱい。久しぶりに会うお友だちとお話もできて、とても楽しいランチでした。いつも、素敵なお店を探してくださるMさんに感謝です。ごちそうさまでした。
ウェイティングルームのランプも、トイレのふくろうも素敵でした。

MARIAGE FRERES

先日母の日に、紅茶の贈り物をいただきました。
マルコポーロとセイロンラトナピュラ
さっそく、マルコポーロをいただきました。おいしい。

改めて、おいしいお茶の入れ方の講習会とか、行ってみたいなぁ~。