キムタクの「HERO」を見てきました。
実をいうと、テレビの方はそんなに真剣に見ていたわけではないのです。
今回の映画は、その6年後という設定。
ドラマを見ていなくても、充分に楽しめました~
ここに出てきた犯人役の人。名前はなんだろう?と検索してみたら、やっぱり質問してる人がいましたね。 「波岡一喜」さんというひとだそうです。
山口晃展を見に行ってきました。武者絵・日本画・メカ騎馬?とても精巧で緻密。一枚の絵に、現代と昔が混在する異空間。なかなか面白かったです。
http://mizuma-art.co.jp/_artist/yamaguchi_j.html
三浦しをんの「風が強く吹いている」の表紙を描いているのもこの人だそうです。
ほー~
今朝テレビで「渋皮付きのマロン」が流行しているといっていた。そこで紹介されていたお店がここパティスリー・キャロリーヌ
車で行けばそう遠くないので、ちょっと行ってみました。
私が食べたのはこの「モンブラン」。中に、渋皮付きの栗がちょこっと入ってます。
5種類買ったんだけど、全部まとめて写真をとっておけばよかった~
しばらく前に本を読んで、気になりつつも映画館にいけなかった作品。
若年性アルツハイマーという、厳しい状況の中で、壊れて行く自分の脳と仕事や家族。見ているのは辛い作品でした。
こういう状況の中で、経済のためには仕事をしなければならない妻。けれども、病気の夫を家にひとり残して行く事は、不安だ。本を読んだ時には、実際はこんなきれいなものじゃない・・・と思ったけれど、映画は、壊れて行く様子がリアルに見えた。しかし、辛いなぁ・・・
読んだ日:07-08-28
著者:藤家寛子
出版:花風社
初版:2004.04.05.
旧家に生まれ、米軍に関わる祖父と親しく育ち、本当の自分と、求められる自分の姿の間に大きなギャップを感じていた子ども時代。勉強はできるけれど、人間関係がうまくいかない。「解離性人格障害」を克服したあと、彼女は「アスペルガー症候群」と診断された。
「アスペルガー症候群」という、最近時折耳にする障害は、見た目には傷害の有無が全くわからない。少しでも多くの人にどんな障害なのかを理解をしてもらいたい。こういう障害の人が近くにいるかもしれないということを知って欲しい。彼女の切なる思いが語られる。
書き言葉の、ちょっと仰々しい(外国映画の翻訳のような、或いは、海外の児童文学の翻訳のようなもって回ったような)書き方が、とても気になったのだけれど、最後の方に、この書き言葉をわざわざ選んだという趣旨の事が書かれていたので、この表現方法も、この本を書くためのひとつの手段だったのだとわかりました。
読んだ日:07-08-27
著者:山田規畝子
出版:講談社
初版:2004.02.26.
大学2年、6年、34歳、37歳と4度の脳出血や脳梗塞を経験した女医である著者が、自ら体験している「高次脳機能障害」を語る。
アナログ時計の時刻がわからない。記憶がやられる。本が読めない。部屋の中で迷子になる。そんな中、結婚して長男出産。子どもに支えられる母親。
普通なら、こんな障害を背負ったら、それだけでもう目の前が真っ暗になってしまいそうな半生なのだけれど、さすがにお医者さんは違う。病気である自分を、客観的に眺め、分析して行く。
この本を読んでいて、とても心強く思った事がある。失われてしまった脳の働きを、残っている脳が補って行く。短い期間ではわからないけれども、今のあなたと2年後のあなたは同じじゃない。2年後はもっと元のあなたに近くなっている。脳の障害を持っても、回復して行くことに希望が見えてくる。
病気になって初めて見えてきた事を、医者の目でわかりやすく書いてくれたこの本は、同じような障害を得た人に、大きな希望を与えてくれると思う。
彼女が、「書く」という能力を損傷しなかったことに感謝。
この本を読んで、ジジの生きていた世界が、少しだけ思い描けるような気がしてきた。
夏休み最後のレディスデイ。
次女をを誘って、見に行ってきました。
大沢たかおと伊東美咲が演じるプロウィンドサーファー夫婦のお話。
ガンと宣告されて、死と向き合う家族。
4人の子供のうち、思春期を迎えた長女が父親と向き合っている姿が印象に残った。
エンドロールでモデルとなった飯島夏樹氏とその家族の写真をたくさん見る事ができたけれども、結婚式のあと、花嫁をボードに乗せて走るシーンが、本当にあったんだ~とちょっと感動。
著者:三浦しをん
出版:文藝春秋
初版:2006.03.25.
紹介:車のセールスマンをやめて一人で便利屋を始めた多田。そんな彼の前に、高校の同級生・仰天が転がり込んできた。家庭を持たない彼らの陰にある、形のない家族、それぞれのトラウマを隠し持ちながら、頼まれた仕事をこなして行く。
・置き去りにされたネコの買主をどうするか?
・病気の母親の代理見舞い
・子どもの塾のお迎え…
様々な依頼を受けながら、ドライでクールに、だけど心を込めて依頼をこなす多田便利軒。
半分世を捨てたようで、実は多くのものを背負っている二人。挿絵もまたいい感じだ。
10年前の北野たけしのこの映画、有名なのにまだ見た事がなかった。
病気の妻を見舞っている間に、同僚の刑事が狙撃されてしまった。犯人を追い詰めた結果、更に部下が凶弾に打たれる。二人の仲間を失った刑事は犯人を過剰なまでに銃撃する。
二人の刑事への償いの気持ちと、置き去りにしてきた妻への思い。夫婦二人の旅に出るために彼が計画したのは・・・
久石譲の音楽をバックに、特に夫婦のセリフが極端に少なくて、映像と音楽とでそこにあるものを感じさせる。タケシが書いたという絵が挿入されていて、この人には色々な才能やアイディアがいっぱいあるんだなぁと感心させられた。
暴力シーンが多くて、その点は気になったけれども、まあそんなものか?言葉を交わさない夫婦が次第に少しずつ心を通わせて行くシーンは好きだ。けれど・・・こんなにそばにいたら、妻だって彼の非合法な暴力を感じるだろうに・・・
そういうところは、たけしの一方的なロマンなのかな。
静ちゃんが出ているという話題が先行して、なんとなく見なかったこの映画。DVDになっていたので見た。
斜陽の常磐炭鉱で生き残るために新たな事業を計画した「常磐ハワイアンセンター」
子どもの頃、テレビでも盛んにCMで流れていた記憶がある。あの「常磐ハワイ」にこんなお話があったとは・・・
歴史を振り返るようで、良かったです。
もちろん、フラダンスも素敵でした。習いたいという人が増えたのもわかる気がしますね。