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2005年1月31日

もったいないもの。

ジジは、紙を大切にします。ティッシュペーパーは2枚組になってるのを1枚ずつにはがし、一枚をティッシュの箱に戻します!!これ、ダイニングではやめて欲しい。
はがした紙を、さらに半分か1/4に切って、小さくたたんで使うんですね。
で、またそれを広げて干したりするわけです。
「お前に使えって言うわけじゃないんだから、いいだろう!?」って言うけど・・・
かなり不衛生だよねぇ。言っても無駄だけど。

きっと昔「紙」は貴重品だったのでしょうね。だから、もったいないと思うんだわ。

で、対照的なのが「水」。これはジジもババも絶対に節約しない。勢い良く流していても平気です。それこそ「湯水のごとく!」
多分、子供の頃は井戸水だったから、水道代なんていらなかったのだろうと、推測してます。

束の間の休息

今日はデイサービス。
朝から出かける準備をしているので、「さあ、お散歩に・・・」とジジ。
ちょっとまって!今日はお風呂に入りに行くのよ。今車が迎えに来るから、ちょっと待ってて!

ところが耳の遠いジジには、良くわからない。「みんなも一緒に行くのか?」???
どうも、出かけちゃいけないらしい・・・と、コートを脱ごうとする。
「脱がないで~」
要するに、良くわかんないのね。でも、お迎えの車がくれば、いそいそと車に乗ってくれるので、助かります。

ジジを送り出して、ババは一段落。束の間の休息です。
私は、お友達と、お食事会に~。

2005年1月28日

八つ当たり!

今日は朝から、ババがジジを罵倒している。
「あ~!この部屋、くさいわ!使った鼻紙なんか乾かしているからよ!」
「なんか髪の毛とか爪が燃えた臭いがするわ。これは火葬場の臭い!」
「お父さんは、鼻が悪いからわかんないのよ。」
「もー!この部屋を開けると、家中にくさい臭いが入ってくるわ」
「絶対に、鼻紙は、乾かさないでね!」

「じゃ・・・この紙、どうするの?」と、ジジ。
「捨てるの!!」

別に、そんなに臭い訳じゃないんですけどね・・・鼻かんだ紙を広げて干して再利用するのは、勘弁してほしいけど・・・
まー。なんで朝からギンギンに怒鳴ってるのかと思ったら、どうも、今日はババの腰の調子が悪いらしい・・・ジジに、八つ当たりしてたのね。困った人。

そんな訳で、ジジを買い物に連れ出した。慣れたもので、さっさと車に乗り込む。
お店で買い物を始めてしばらくしたら、トイレに行きたいと言い出した。それも、大きい方!!
まー、しょうがない。家を出るときにトイレに行って来なかったし。別に粗相しちゃったわけじゃないんだもんね。
このスーパーはできたばかりで、トイレもきれい。身障者用のトイレがあるので助かりました。
(私が一緒に入れるし、なんたって、ほら、ジジはぜーんぶ脱がないとダメな人だから)

お腹がすっきりしたところで、お昼のお弁当を買って帰って来ました。

2005年1月27日

まいったな~

○40分ほどのお散歩から帰ってきたジジ。玄関に入って、立ち尽くしている。
 「ここは、私の家かな?入っていいのでしょうか・・・?」
 迷子になっているわけではなさそうだけど・・・家の中で迷子?

○ガスファンヒーターの上に、ぬれたティッシュをおいて、乾かしている。
 なのに、部屋が寒いのはなぜ?
 スイッチが入っているのに、ガスの元栓を切ってある!!

○食後、自分の部屋に戻ったジジ。歯磨きをしてもらおうと、迎えにいくと・・・
 もう、歯ブラシが口の中に!!
 「ああ!!」「その古い歯ブラシ・・・電気かみそりの掃除に使ってるやつ!」
 まいったなぁ・・・。
 楊枝は危ないし、歯によくないから片付けてしまった。
       ↓
 楊枝の代わりに、耳かきを口に入れていた。(片付けました)
       ↓
 耳かきもないので、古歯ブラシ・・・

 しょうがないよね。もともと歯ブラシなんだもん。
 洗面所には、ジジの歯ブラシが3本あります。
 1・ジジが自分で磨くため
 2・私が、ジジの歯を磨くための3列植毛
 3・入れ歯を磨くための歯ブラシ

 しょうがない、ジジの部屋に、もう一本歯ブラシを置いておこう。
 (新しい歯ブラシで、髭剃りの掃除しないだろうなぁ・・・)

2005年1月26日

痴呆性高齢者ケア

書名:痴呆性高齢者ケア(グループホームで立ち直る人々)
著者:小宮 英美
出版:中公新書
初版:1999.10.15
痴呆がおきてしまうのは仕方がない。家族が介護しきれなくなったときに、お年寄りを受け入れてくれるのはどこなんだろう?
多くの痴呆老人が病院を3ヶ月ことに転々とかわり、そのたびに新しい環境を受け入れられなくなって、痴呆がよりひどい状況に追い込まれていく。
お年寄りを管理する画一的な病院ではなくて、長期的に、ふだんの家庭での生活に近い状態で、お年寄りの持つ能力を引き出しながら、人間らしく生活を送る。それが可能になるのが少人数の「グループホーム」だ。
この本では、多くの痴呆老人のたどるケース・ケアの実態をもとに報告されている。

特に内臓疾患などを持たない、身体的には健康な高齢者が、痴呆という状態に陥ったときどういうケアが望ましいのか、考えさせられる。
いくつかの痴呆のケースが紹介されていて、本人の混乱・困惑ぶりが手に取るようにわかる。自分の居場所がないと感じる不安。お年寄りが安心して生活できるようにするには、どうしたらいいのか?いろいろと考えさえられた。

2005年1月25日

Fデイサービスセンター面接

今日は新しく行くデイサービスセンターの契約と面接でした。
Fデイサービスセンターは一般が40名・痴呆が10名という、比較的大きなところです。
一般に比べると、痴呆は食事もレクも比較的ゆっくりのペースで行われるようです。
昼食もセンターで作り、献立表もあります。
今行っているところは、一般と痴呆の区別がないし、昼食もお弁当なので、違いがどうなるかジジの感想がちょっと楽しみです。

ちょうどジジがお昼寝から起きたので、面接。といってもほとんどババがおしゃべりしていましたが・・・(耳が遠いのが一番の心配)。
ジジは見たことがない人がいたので、ちょっと神妙な顔をしていました。
来週の金曜日からスタートです。

夕方、食事を待っている時間に、「洗濯物たたみ」と「古新聞片づけ」をやってくれました。
遊んだりテレビを見ているよりは、何か仕事・手伝いをした方がイキイキしているようです。

2005年1月24日

帰宅願望

今週から月曜日がデイサービス。
ジジはデイサービスに行くのを嫌がらない。というか「行きたい」といいます。
「うちにいても、することないもんなぁ・・・」というせりふ付き

それなのに、連絡ノートによれば午後になると、「帰ります」と帰宅願望がすごいらしい・・・ 
なんとなく落ち着かないのかなぁ?
まあ、家にいても帰宅願望はあるわけだからしょうがないかぁ。

ババはジジを送り出すとホッとするらしい。今日は、美容院に出かけていった。
気分を晴らすためにラメ入りのマニュキアなど塗っている。
お化粧して着替えて出かけるというのは、とてもよいことだと思います。

そうじゃないと、一日ベッドにもぐりこんでテレビを見ながらうつらうつらしてるから、ボケちゃいそうで心配です。
(ババがおしゃれしなくなったら、要注意だわ~)

2005年1月23日

ジジの夕方のスケジュール

3:30 お昼寝から起きておやつ
4:30 入浴
7:00 夕食
8:00 就寝

お風呂から上がって、夕食までの約2時間を
「ごはんかな?まだかな?もう寝ちゃった方がいいのかな?」と迷っています。
今日は、日曜日でみんながダイニングでおしゃべりしていたので、
「ごはんだ!待っていよう!」と一緒にテレビを見ていましたが、待ちくたびれたのか6:20に
「もう帰ります。おやすみなさい」と部屋にもどってしまいました。
でも、7時に起こして夕食。さっと食べて、歯を磨いて、8時前に就寝。

ところが夜は長い・・・
夜トイレに行くたびに、家族の誰かに会い。ダイニングに明かりがついていると
「ごはんかな?起きた方がいいかな?」
どうも、「起きたら。ごはん」とインプットされてしまったようだ。

子供たちの帰りが遅いとき、夜10過ぎに夕食をとることもたびたびある。
「まだ夜なの。今学校から帰ってきたの。私もこれから寝るのよ。」
「朝8時まで寝ていていいからね」というと
時計を眺めて、「8時か~ずいぶん眠れるな」と納得してくれるんですけどね。

家族との生活時間が大きくずれているので、混乱しちゃうのよね。
ごめんね。ジジ・・・

2005年1月21日

掃除

脳神経外科の先生に「掃除をしなさい」といわれていたので、「やってみる?」と掃除機を差し出したら、ものめずらしそうな顔をして、掃除を始めました。
今まで、ジジの掃除は「ほうき」か「雑巾」だったので、掃除機はちょっと悪戦苦闘していましたが、もともと几帳面なタイプなので、隅のほうまで丹念に掃除機をかけていました。

考えてみれば、いつも誰かが掃除機を使っているのは見てたのね。
ついでに、ジジの部屋から、廊下・ダイニングキッチンまで掃除機をかけてもらいました。
まあ、そばにいて、あちこち片したり移動させたりしなくちゃならないから、自分がやった方が早いような気もするけど、手伝ってもらった方がジジの気分転換にもなるし、私も楽した気分になるし・・・(笑)
今度は、雑巾がけしてもらおうかなぁ。

ついでに乾いた洗濯物もジジの部屋に持ってゆく。最近は、慣れたものですぐにたたんでくれるようになった。たたみ方にいろんなバリエーションがあるのはご愛嬌ですね。

そうだ!明日は古紙回収の日。ジジに古新聞を片付けてもらおう!

2005年1月20日

ジジは快調!

すっかり、日常を取り戻しましたね・・・
最近すっかり忘れていた仏様のことを今日は思い出したようで、朝なのに片付けてしまったり、お線香に火をつけようとして、充電中の髭剃りの充電ゲージのライトに近づけてみたり・・・なかなか、知恵をしぼっているなぁ。

お散歩にも出かけました。玄関の鍵を開けるのに、だいぶ時間がかかっていましたが・・・
帰ってくるまで心配だけど、自分で「散歩に行こう!」と思う気持ちは大切にしたい。
そうそう、洗濯物もたたんでもらった!

ケアマネさんから、家の近くの特養ホームにあるデイサービスに空きが出たので、「金曜日」どうしますか?と連絡がありました。
今は、火・土の週二日でしたが、特養ホームは設備も活動メニューも充実しているような気がして、申し込みをしてあったのです。
週3日(火・金・土)は、金・土と続くと疲れそうなので
今行っているところを(月・水)にしてもらって、特養を(金)に希望しました。

土曜日は、他の家族もお休みでいることが多いので、少しでもジジと一緒に過ごした方がいいような気がしています。
新しいところだと、ジジが混乱するかもしれないので、ちょっと心配でもあるのですが・・・慣れてくれるといいなぁ~。

2005年1月19日

脳神経外科へ

昨日のO病院へ脳神経外科の外来に行きました。
脳波は失敗して取れなかったので、血液検査の結果と脳の写真を見てもらったところ
脳梗塞などの兆候はなく、脳が年相応に小さくなり、隙間ができているのはしょうがない。とくに心配することはないそうです。
「認知障害」も、名前と生年月日がちゃんと言えたし、聞かれたことでわからなかったことを、あとから思い出したりしました。
先生は主に、ジジに会話を投げかけて、その様子を見ていました。

結果的には、けいれんについては特に心配するような点が見られない。
水分をしっかり取る・新聞の見出しを音読する・家の中の掃除をする・という宿題をもらいました。
そして、様子が変だったらすぐ来ること。1ヶ月に1度は顔を見せに来るように言われました。お薬もいらないし、デイサービスも入浴もOKだそうです。
「がんばって、長生きするんですよ!戦争で若く死んでしまった人の分も生きるんです。100歳まで、あと15年は生きられますからね~!」と檄を飛ばされて帰ってきました。

ジジ?なんだか神妙な顔をしてうなずいていましたよ。

でもよかった~。これで一安心です。
やっぱり、ジジには何か仕事をしてもらわなくっちゃなぁ。

そういえば・・・ジジ。救急車に乗ったことは覚えているらしい。

2005年1月18日

救急車!

「けいれんを起こしたので、救急車で病院に搬送します」
デイサービスから電話。
入浴後、リハビリ体操をしている途中で、急にけいれんして意識を失った。10秒ほどで意識は戻ったけれど、車椅子に乗せているうちに、再度けいれんを起こしたそうです。
いつも行っている病院は満床で断られてしまい、はじめての「0病院」へ
入院の用意をして、ババを連れて病院に向かいました。

すでに採血や、いろいろな検査を済ませて、救急のストレッチャーの上で、点滴・酸素のジジ。
見たところ、落ち着いた様子でホッとしました。

「たぶん入院することになると思うので、こちらに記入してください」と看護婦さん。
差額ベットか?一般室か?あれこれ聞かれる。
ところが、先生の話を聞くと、「検査の結果、特に悪いところはないので、入院しなくても大丈夫でしょう。」「もしも、またけいれんが心配なら、入院して、脳波をとってみましょうか?明日の脳神経外科の先生にみてもらいましょう。」
どうも、「どちらでも、いいですよ」ということらしい。

家に帰っても心配なので「入院」しようと決めた。
ところが、点滴の途中で「おしっこ」トイレから戻ってきてしばらくすると、今度は「ウンチとおしっこがでたい」・・・でも、でない。

今、紙パンツだからでてもいいよ~といっても、でない。
どうもジジは、デイサービスの初日とおなじで、「そこにいたくない」と思うと、トイレに行きたくなるような気がする。
家では一人でトイレに行って「自立」しているジジだけど、ズボンを全部脱いだり、そのほかにもいろいろとこだわりがあるので、
「こんなに手のかかる人は、面倒を見れませんよ」「入院するなら、誰かご家族が付いていてもらわないと・・・」「さ、車椅子とトイレの介助の方法を教えます」なんていわれてしまった。
(入院は無理???)

トイレから気をそらすために、指相撲をしたり、手遊びをさせたり・・・
三度目の「おしっこ」に付き合い、ようやく落ち着いたところで、次は「脳波」
「ジジ、ちょっとお昼寝しましょうね~」と言い聞かせて、検査室へ。
脳波の検査はじっとしていないとダメなので、もしかしたら取れないかも・・・

案の定。途中で目が覚めて、「ここはどこだ!??」と不安になって動き出してしまったようで、検査は中断。目はうつろ、不安げにさまよっている。

というわけで、家につれて帰ってきました。
救急車だったから、靴もないし、コートもおきっぱなし。スリッパと私のコートを着せて「似合うよ~」
たぶん、自分が気を失ったことも。救急車で来たことも、全然分かってないし、なんで病院にいるのか?もわかってないのよね。

サンドイッチを食べて、夕方6時頃寝てしまいました。
そして、先ほど、11時頃「もう朝かな?」と目が覚めて考え込んでた。
「まだ夜ですよ~。」

2005年1月17日

歯医者&皮膚科

今日は歯医者さんの予約。
久しぶりのいいお天気で、ジジは朝から散歩に行きたくて、ウズウズしています。
散歩に行っても、すぐもどって来てくれればいいのだけど・・・
こちらの都合で、引き止める。

歯を磨いて~。コートを着せて~。ちょっと待ってて~!

予約の時間よりかなり前に家を出る。まあ、徒歩15分ちょうどいいお散歩だ。
案の定、30分も早く到着!
でも、ちょうどあいていて、すぐに診て貰えたのでラッキー!でした。
入れ歯の具合もよく、今日で歯医者さんは終了しました!

さて、次は皮膚科。
口の端に、小さなイボのようなものができて、ジジが気にして引っ張っています。
そのせいで、出血。歯を磨くために大きな口をあけると、また出血(;ヘ;)
切らなくちゃダメかな?消毒とか薬とか、また気にしてさわるだろうなぁ・・・
と、心配していましたが。
「液体窒素」で処置をすることになりました。
(おとなしく、口をあけてじっとしてくれたので、一安心)
週に一回、しばらく通うことになりそうです。

ちょうどお昼の時間なので、家にいるババを呼び出してランチにする。
「ここ、前に来たことがあるよね」とジジ。覚えてるのねo(^◇^)o
例の駅前の喫茶店。お散歩ぎらいのババも、ちょうどいい運動になるわ。


そういえば、今日はなぜだか「お財布を持ってないんです」と心配していました。
いつも、ぜんぜん気にしてなかったんだけどねぇ。時々思い出すらしい。

2005年1月16日

今日は結婚記念日~

今日は、久々に家族7人が休日の日曜日でした。
そして、23回目の結婚記念日でもあります。
おめでとう!パチパチ!!
:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:

さて、今日は私の叔母が「PCの調子が悪くなってインターネットができない」
というので、ノートPCをもって我が家を訪れました。
たぶん、69歳くらいでしょうか
「メールとインターネット・後はちょっと仕事で使うだけ」
とはいっても、なかなか、使ってるな~という感じでした。
最近は、シニアのユーザーもがんばっていますねぇ。


さて、ジジ。
今日は8人という大人数でお昼ご飯!
でも、ジジはマイペースで、お寿司も一人前、ぺロリと平らげました。
うーん、大丈夫かな?夕飯はちょっと控えめにしてもらおう。

ps)
夕方、ジジが暇そうにしていたので、爪を切りました。
「つめ?あー!ちょっとのびてるなぁ。」
「うまいもんだねぇ!さすが商売人だぁ」
「1・2・3・4・5本。全部で10本もあるよ」
「あれ!?足の爪もきってくれるの?そりゃそりゃ・・・」
「どーも、ありがとうございましたぁ!」
と、ニコニコ顔のジジでした。歯磨きも・爪切りも一種のスキンシップだもんね。
この、ニコニコ顔を見ると、私も嬉しくなります。

2005年1月15日

天気予報は雪。

雪でも、デイサービスに行くのか?と心配したけれど、
今日は一日雨でした。でも、寒かったですねぇ。

いつものとおり、どたばたしながらデイサービスに・・・
ところが、家に帰ってくるときに
「??ここは、ほんとに、私の家ですか・・・??」

「もー、情けなくなっちゃうわ~」と、ババ。

しょうがないよねぇ。わかるときもあるんだけど・・・
一人のお散歩は、やっぱり心配です。

さて、食後の歯磨き。
「入れ歯はずしてください」といって、口の中を覗き込んだら・・・
「あれ?前歯、どうしちゃったの?」

どうも、今日はご飯をこぼしてると思ったら
どうやら、入れ歯なしで、夕食を食べていたらしい・・・
(よく食べられたなぁ・・・)
歯は自分の部屋に置きっぱなし(;>ω<)/

歯に食べ物が詰まっているのは気になるのに、
入れ歯か、自分の歯かもわからなくなって
自分の歯を、はずそうとすることもあります。
がんばったって、はずれないんだけど・・・

でも、歯磨きが終わると
「どーも、ありがとうございました!」ってニッコリするの。
その笑顔がうれしいんだな。

2005年1月13日

どこの扉?

夜。ジジの部屋で何かぶつかるような物音。
「なんだ?!」と思うまもなく、扉が開いてジジがトイレに行った。
どこかにぶつかったんだろうか?そっと部屋の様子を伺うと…
クローゼットのドアが開き、出入り口を半分ふさいでいる。
どうやら、間違えてあけたらしい。

うーむ、危険だ。扉の位置が分からなくなってしまったのかも。
トイレと間違えてクローゼットのドアを開けたら……どうしましょう!!
ジジの部屋のクローゼットなのに。中味はババの衣装でいっぱい~。

2005年1月12日

手袋

今日は歯医者さんの予約の日。
歩いて7~8分の距離。余裕をもって15分前に家を出た。

外は北風、太陽が低いので道路も日陰が多くてとても寒かった。
フードをかぶっても、風で飛ばされてしまう。やせているジジは飛ばされそう
ようやくたどり着いたら時間ピッタリ!15分かかったことになる。

さて、歯医者さん。
抜け落ちた前歯を、入れ歯に追加。ヒビが入っていた部分もきれいに直っている。
ジジも、「ニッ!」と笑って、満足気。
下の入れ歯のあたる部分も、再度調整してもらって、調子がよさそう。

歯の磨き方も、「よく磨けています。これで大丈夫です」
と先生にほめていただいて、一安心。よかった!

帰り道。あまりに風が強くて寒いので、手袋を見に行く。
ジジの手は小さいので、ふつうサイズの手袋だと指先が余ってしまうのだが、
ちょうど良いサイズのものがあり、ジジも気に入ったようなので、それに決める。
ついでに、毛糸の帽子も買って、その場でかぶせて帰って来た。

行きは、寒くて無言で歩いていたのに、帰り道は
「手も、耳もあったかいな~。これなら、どこまででも行けそうだよ」
と、ご機嫌でした。

家に戻ったら「あら、いい帽子ね。よくかぶってきたわね~」とババ。
「帽子、あるのよ。手袋も二つ・・・」
・・・あったって、しまってあったらダメじゃないねえ。
というより、帽子をかぶせたり、手袋をさせたりするのがめんどくさいんだろうなぁ。

2005年1月11日

出発・準備完了!?

今日はデイサービス。
トイレに行って、ヒゲをそって、着替えてコートを着て・・・
出かけるまでが、あわただしいこと!

したくができたら
「ちょっと散歩に行ってきます」
じゃなくて、今日はお迎えの車が来るから・・・待ってて。

予定よりも10分早く、お迎えの車が来る。
部屋をのぞいてみると、コートもセーターも脱いでいるジジ!
あわてて、服を着せて、「出発!」と思ったら
「ちょっと小便いってくる」
えー!さっき行ったじゃない!?

考えてみると、多分トイレに行きたくてコートを脱いだのねぇ。
だけど、行ったばかりだから、出るはずないのよねぇ。

結局、出発したのは予定の時間になっちゃった。マッ!いいかぁ

2005年1月10日

ミラーハウス?

ジジは自分の部屋がわからなくて、ウロウロしていることがあります。
特に外出先から帰ってきたときに、迷っているようです。

我が家は迷うほどの大邸宅でもないんですけどね。
なにしろ、階下にはジジの部屋とババの部屋。それ以外はキッチン・ダイニング・洗面浴室・トイレしかないのですから・・・

だけど、ジジの視点に立ってみると、玄関を開けたそこには部屋に通じる扉が6枚。
そして、クローゼットや収納のドアが5ヶ所もあるのです。
ウーン、確かにそこはミラーハウスかも?

そういえば、先日、自分で戸締りをしようとして「扉が閉まらないんだよ・・・」と困った顔をしていました。
どこかと思えば、そこは靴用のクローゼットのドアで、その一枚は全面鏡になっています。
「この扉が閉まらないんだ・・・」って、そこは鏡に映った場所・・・閉まるわけがない。


さて自分の部屋。
ドアを開けてみれば自分の部屋かどうかわかりそうなものです。
ところが困ったことに、自分の部屋に入ってみても、「もしかしたら他の人の部屋じゃないか?」と確信がもてなくて不安になるようなのです。
それで、あちこちあけたあげくに、「私の部屋はここでいいんでしょうか?」ときくんですねぇ。

そういえば、「トイレの場所がわからなくて、間に合わなくて粗相してしまう」
というお年寄りの話も聞いたことがあります。
ジジの部屋に「表札」でも出しておこうかな。あと、トイレも「便所」と書いておいた方がいいかもしれない・・・

2005年1月 9日

映画

デイサービスの日は、朝ジジを送り出すとババも私も一仕事終わったような気分になります。デイサービスって、家族のためのものですね。

昨日は、ババは一人のびのびと実家にお年始に行き、私は夫と映画「ターミナル」を見に行ってきました。いま「夫婦50割引」があるので、最近ちょこちょこ映画を見る機会が増えてきました。楽しまなくっちゃね。

2005年1月 7日

歯医者さん

予約を取って、ジジが以前通っていた歯科医院に行った。

「歯医者さんに行きますよ。」
「歯?どこも悪くないよ。」
オイオイ・・・歯は抜けちゃったし、痛いって言ってたじゃない。

「ご飯食べに連れて行ってくれるの?じゃあ行きます・・・」
(誰もそんなこと言ってないんだけど~)

まあ、とにかく出かける気分にはなったのでよしとする。

「あー!暖かくていい天気だな~、家にいてもしょうがないもんな~」
今度はお散歩気分(笑)

歯医者さんに到着。しばらく待つが、待合室の掲示物を読んでそこが歯医者であることがわかったみたい。
診療室に呼ばれたジジはおとなしく治療を受けているようで一安心。
看護婦さんに、(耳が遠い・認知症・歯が抜けた・歯茎がはれている・歯石・口腔ケアの方法)などを伝える。

抜けた前歯は、入れ歯に一本追加することができるそうで、作り直す必要はありませんでした。入れ歯の歯石もきれいにとってもらって、歯茎のはれているところも当たらないように調整してもらいました。

歯磨きについては、やはり自分で磨くのには無理があるので、毎食後(!)入れ歯をはずして磨いてください・・・(ヤレヤレ、めんどくさいことになってきた)
歯ブラシは、幅の狭い3列植毛のもの、磨き方も指導してもらい、歯間ブラシも併用。
入れ歯は、磨いてから洗浄剤に浸ける。

家には歯医者さんみたいなリクライニングになる椅子がないから、ジジに寝てもらわなくちゃならない。結構めんどくさい気もするなぁ。

さて、次回の予約は水曜日。

歯科医院を出ると、もう12時半。
「おなかすいたねぇ・・・」というので、お昼を食べて帰ることにする。
ラーメン屋さんに入ってみたが、混んでいて、おじいさんがゆっくり食べている雰囲気ではない。
駅前の喫茶店でランチサービスのサンドイッチを食べることにした。
サンドイッチの量が半分で、小さなデザートとたっぷりのカフェオレが付いて、430円って安い!ジジにピッタリの量だし、喫茶店好きのジジは嬉しそう。

(だけど、ここでは「お金を持ってないんです」って心配しないのよね。不思議)

帰りに歯ブラシを買って、早速家に帰って、歯磨きをしました。
歯の、どの辺に物が詰まるのか、わかってきたぞ!

2005年1月 5日

歯が抜けた!?

歯磨きのお手伝いをしています。
入れ歯をきれいにして、自分の歯は、本人に磨いてもらっているのですが・・・
今日、入れ歯を渡したら、奥の歯茎が痛いといいます。
そこは歯がないのだけど、本人が気にして歯ブラシをしている場所・・・
歯茎を刺激しすぎて炎症を起こしてるんだろうか??
「口腔ケア」どうやったらいいの?

磨き終わった入れ歯を装着してもらったら・・・

あれ?今まで隙間がなかったのに、今日は歯がないところがある!?
私「どうしたの?」
ジジ「アー、そういえばさっき・・・その辺に置いたよ」

あたりを捜してみると、歯が一本きれいに抜けている。
そして、前歯の部分にぽっかり穴が開いている。

はぁ~。出血なんてしなかったのかな?
痛くなかったのかな?

いずれにしても、歯医者さんに連れて行かなくちゃダメだなぁ。
ヤレヤレ・・・

2005年1月 3日

食べちゃった!?

今年も元旦から、お餅をのどに詰まらせたお年寄りがたくさんいたというニュースを耳にしましたね。

というわけで、我が家でもお正月三が日、お雑煮のお餅を小さく刻んで、みんなでジジの一口一口を注目していました(笑)


「仏様にあげておいたお菓子・食べちゃったわ!」
「隠れてお菓子食べて、ご飯もちゃんと食べてるんだから、食べすぎよ!」
「自分で食べたのに、知らないっていうのよ!」

ババのお怒りの声・・・・手にはチョコレートの空き箱。

しょうがないんだよねぇ。一人部屋にいてやることないんだし、お菓子だと思えば気になってしょうがないわけだし・・・
だいたい、賞味期限が2004,11のお菓子。今頃、空になってるのに気が付いたってことは、きっと食べたのはずーっと前だと思う。
それに、以前にも仏壇の賞味期限切れのお菓子食べたことあったんだもの。目の前にお菓子を置いておくこと自体、「食べてもいいよ」といっているのと同じようなもの。

お菓子の空箱だけ置いておくか?食べられたら困るものをおかないか?
どっちかしかないと思うなぁ。

怖いのは、最近「食べられるものと食べられないものの区別が付かない」ことがあるということ。たとえば、お菓子の袋に入っている「乾燥剤!」袋を破いて食べようとしたことがある。
それに、ジジが毎食後に飲んでいる薬は、「シリカゲル」にそっくりでビーズのようなツブツブ。ほんとに危険極まりない。

四六時中ジジを見張っているわけにも行かないので、困ったものです。

2005年1月 2日

エアコンかガスファンヒーターか

実家から戻ると、待ちかねたようなババ。
「エアコンを止めようとして、椅子に乗って送風口をふさごうと手で押してるの」

ジジの部屋にはエアコンが付いています。ところがエアコンのスイッチが入っているのが気になって、赤いランプを見ると「明かりがついてる」と消したがります。
そこで気にならないように、ランプの上に黒のビニールテープを張りました。

ところが、明かりが見えなくても、送風口が開いているのが気になって、
リモコンで消してしまいます。それで、「寒い寒い・・・」
なので、リモコンを隠してしまいました。

そうしたら・・・↑上記のように手で送風口を閉めようと思いついたらしいのです。

以前はエアコンはすぐ暖かくならないからと、ガスファンヒーターを使っていたのですが、すぐにコンセントを抜いたり、ガスの元栓をはずしてしまうので、毎日のようにバトルが繰り返されていました。
(ジジはガスの元栓をはめ込めないのです。そして、腰が痛いババはガス栓をセットするのが大変なのです)

あげくの果てに、コンセントだけさして、スイッチを押すので「カチカチカチカチ」
それも、寒いからファンヒーターをつけるのではなくて、「鼻をかんでぬれたティッシュを乾かす」という、常識を超えた目的のためにスイッチを入れるのです。
(ちなみに、夏は扇風機でティッシュを乾かしていました)

なので、ガスファンヒーターは危ないので片付けてしまったのですが・・・
「エアコンは温まりが悪く、消してしまうから」という理由で
「やっぱりファンヒーターを出してちょうだい」というババの要望でした。

ガスは危ないから心配なんだけどな・・・しょうがない。
ガスファンヒーター復活です。(;ヘ;)

2005年1月 1日

あけましておめでとう

「お父さん、今日はお正月ですよ」
元旦の朝、お雑煮と簡単なおせちで、新年の挨拶。
いつもとちょっと違う朝食に、どうやって食べようかな?
お雑煮のお餅は、焼いてから小さく切って入れたけれど、
いっぺんに口に入れないように、気を付けないと・・・
のどに詰まらせたら、大変だものね。


お昼から実家に向かう。
実家の両親はふだんは二人で過ごしている。
今日は久々に弟夫婦も来て、近くの神社に初詣。
みんなで賑やかな晩餐になった。

父は毎日遠くまで散歩をし、パソコンも使う。
母は、膝が痛いようだけど、元気にしているようでほっとした。
いつまでも元気でいて欲しいです。

2005年がスタートしました。今年はどんな年になるでしょう。