「シルバーウィークを利用して、スペインに行きたいんだけど、お母さん行く~?」という長女のお誘いに乗って、「うんうん、サグラダファミリア行きたい~」と、行ってきました。
5つの世界遺産観光付き「まるまるスペイン8日間」
スペインは結構広い。初めてのスペインで個人旅行を組み立てるのは結構大変そう。列車の旅もいいけど、トランク持っての移動は大変そうだな~と、結局、バスで移動するツアーに申し込む。決めては、バルセロナでの自由行動。旅は少しでも自分で歩かないと、面白くないものね。
17(木)10:25スイス経由でマドリッドに向かう。スイスまで12時間、乗り換えて2時間スペインは遠い~。機内で3回も食事+アイスクリーム。ナイトミュージアム2をみる。サマータイムなので時差は7時間。
チキン?or パスタ?ときかれてチキンと答えたら、チキンカレーだった。
夜19時過ぎにマドリード空港に到着。まだ外は明るい。窓から見たスペインは赤い土が印象的で、ほとんど緑や木々が見えない・・・。砂漠?いや、荒地?
著者:外尾悦郎
初版:1985.11.25.
筑摩少年図書館97
スペイン・バルセロナでガウディのサグラダ・ファミリアを見てこようと思う。
それで、関する本などを探していたら、この本が検索された。
図書館から届いた本は、筑摩書房の、いわゆる子供向けの本なのだが、読んでみたら、おもしろい!日本人がサグラダ・ファミリアの彫刻を行っているなんて・・・
写真集やガイドブックには描かれていない、バルセロナが描かれている。
この本が出版されてから、25年が経過。その後の外尾氏の活躍も素晴らしいようで、
彼の目を通してみたサグラダファミリアをしっかりと見てこなくちゃ。
著者:吉田さらさ
初版:2009.03.20.
出版:主婦の友社
手に取った第一印象は「私には、あんまり関係ないかも~」
パラパラとみたところ、まああんまり、後ろ向きになって落ち込んだり、自分のことばかり考えたりしない・・・というところだろうか?
あとは、おまいりの仕方や心構え。自分にとってのいい神仏を感じること。
お参りは、誰かと一緒じゃなく、1人で行く。etc・・・
干支からいうと、私の守り神は「不動明王」。これ、怖い顔しているからあまり好きじゃなかったのだけれど、思い出しました!6月頃行った[日本民藝館]でみかけた、棟方志功の描いた「不動明王」の中の一枚が私を惹きつけて離さなかったのだ。
ああ、もう一度、あの絵を見たいな~。
きっと、あの不動明王が私にとっての「特別」なのかもしれない・・・
著者:万城目学
初版:2007.11.25.
1.鴨川(小」ホルモー
2.ローマ風の休日
3.もっちゃん
4.同志社大学黄竜陣
5.丸の内サミット
6.長持の恋
鴨川ホルモーの続編かと思いきや・・・。鴨川ホルモーと同じ時系列・周囲の人々のエピソード満載。
一見無関係な出来事が、偶然なのか?はたまた、運命なのか?見事に繋がる。
梶井基次郎と「べろべろばあ」の主人安倍は知り合いだった。
なんと、「本能寺の変」まで飛び出す、フィールドの広さ。
さらに、「鹿男あをによし」に登場する「このは」や「鼻フェチ」も垣間見え…
思わず、ニヤリとさせられる。
500代を数えるホルモーには長い歴史と、これからも続く未来を予感される。
もう一度、「鴨川ホルモー」を読み返したら、見落とした伏線が更に発見できるかも。
ふと思ったのだが、この話の時代背景はいつごろを設定しているのだろう?
少なくとも、誰一人携帯電話を持っていないから、現代ではない・・・
「レナウンのCM 」で大学生が踊るというなら・・30年位前かしら?
もっちゃん(梶井基次郎)の大学時代が、「べろべろばあ」の安倍と同じ歳とすれば
梶井基次郎が大学に入ったのが1919年で、べろべろばあ・安倍が30代前の代表なので、単純に60年を足すと・・・1979年か1980年あたり。その頃なら、レナウンのCMもかなりの浸透具合…というわけで、1980年頃と推測。多分、間違いない・・・
・・・・・
いや…しかし、丸の内サミットが開かれたのは、確か、「新丸ビル」じゃなかったっけ?
あれ?それだと、話がずれてるような・・・。あれ~?
著者:小川洋子
初版:2009.01.10.
出版:文藝春秋
大きくなりすぎてデパートの屋上から降りられなくなった象のインディラ。太りすぎて住まいの回送バスから出られなくなったマスター。狭い家の壁の間から抜け出せなくなった少女ミイラ。大きくなることへの恐怖から、11歳の体で成長を止めてしまった少年は、チェスのからくり人形の中に入って天才的チェスプレイヤー「リトル・アリョーヒン」と呼ばれるようになる。
チェスについては、ほとんど知らないので、その美しい動きや調べを理解することはできない。この本は、チェスの素晴らしさについて書かれた本だろうか?否。
生まれてきたことの意味、存在価値を問い。世の中の、きれいな表の世界と醜い裏の世界。賭けチェス、人間チェスにいたっては、美しさのかけらもない…残虐性。
そして、人が生まれ老いて行くその終焉を美しく、哀しく見つめている。ここは「博士の愛した数式」にも通じる。しかしなぜ、作者はなぜ、こんなに困難を少年に与えたのだろう。せめてもの救いは白い少女ミイラとの、ラブレターにも似たチェスのやり取りの手紙だ。だけど、それすら、最後の完結を見ることがない。「リトル・アリョーヒン」として生きた彼は、幸せだったのかな・・・
著者:齋藤真嗣
初版:2009.03.25.
出版:サンマーク出版
体温を一度上げると、免疫力が高まって 病気になりにくくなる。体温が低いと病気になりやすい。
体温を上げると、新陳代謝がたかまり、脂肪が燃焼する。
筋トレは3日に一度の割合で。家でやるなら、スロトレが一番。一分でスクワット1回
体を温めるには、冷たいものを飲まない、湯船に浸かる。インナーマッスルを鍛える。
運動の前に、バナナ。運動10分後に乳製品。
無酸素運動「筋トレ」をやってから、有酸素運動をするのがベスト。
運動は、体の部位を意識して。おなかを引っ込めて姿勢をよくして。
夜10時就寝、5時起床。食後4時間は眠らない。
ボケ防止は「脳トレ」より「筋トレ」
気になったところを、書き抜いてみました。
著者:池波正太郎
初版:2000.04.10.
出版:文春文庫
今回、ねずみ坂にすむ指圧師 宗仙にまつわる事件が解決した後、鬼平は火盗改方の職を解かれた。
そこで、父の墓参りのために京都に行くことにした平蔵だったが・・・
途中で、盗賊の頭に見込まれ,盗みの秘伝を教えられたり、
昔若いころに、苦い思いをした女に遭遇したり・・・
はたまた、大阪の二大勢力のひとつ、玄丹一味と大捕り物をしたり・・
平蔵の行く先々で、何故か事件が起きて行く・・
さらに、平蔵の留守宅を預かる、久栄のもとに、怪しい手紙が届けられ、養女お順の姿が消えた・・・
平蔵は、まだ江戸に戻らないのか?!
ウーン。一話完結の鬼平だけど、ひとつの大きなストーリーが続いているのですね。
22~25日初めて北海道に行ってきました。新千歳空港からバスに乗って、層雲峡の温泉へ
きれいに晴れた「阿寒湖」です。
著者:わぐりたかし
初版:2009.03,20.
出版:光文社新書
行って・見て・触れる《語源のたび》
新聞の書評コーナーで紹介されていて、タイトルに惹かれた一冊
「地団太」って「地たたら」つまり多々良を踏むって言うのがルーツなんだそうです。
それなら、多々良がある島根へ行って踏んでみよう。という内容です。
有名なのは「急がば回れ」というものですね。他に
「ごり押し」「あいづちを打つ」「らちがあかない」「あとの祭り」「縁の下の力持ち」「一人相撲」「大黒柱・醍醐味」「もとのもくあみ」「関の山」「あこぎ」「お払い箱」「のろま」「つつがなく」「うやむや」「やばい」「どたんば」「くだらない」「へなちょこ」「ごたごた」「二の舞」「火ぶたを切る」「どろぼう」「うだつが上がらない」「うんともすんとも」「チンタラ」
色々あるのですが、語源を辿ると、本来の意味とは違ってきているものや、なるほどと納得するものなど、色々あって、おもしろいです。
こういう旅のしかたもあるんだな~。