前から、気になって、見に行きたいと思っていた
「ルネ・ラリック展」娘を誘って見てきました。
「国立新美術館」は乃木坂駅から直結。迷わずいけます。
アクセサリー・七宝・アールヌーボー・ガラス・・・
美術品でありながら、工業製品でもあるその作品は
時代の変遷とともに、その時々のニーズを先取りした
新しい作品を次々に生み出して行く。
あちこちの美術館から集められた作品を一堂に、
その歴史とともに見ることができたのは、とてもよかったです。
その作品の多さと、会場の広さで、足はけっこう疲れました。
美術館内の「サロン・ド・テ・ロンド」で一休み。
軽く、遅いランチです。
ローストビーフサンドも食べたかったんだけど売り切れ
ハムチーズサンドをいただきました。
今日は涼しかったので「ミッドタウン」の周りを散策して帰りました。
本日のDS :7500歩
著者:万城目学
初版:2006.04.20.
出版:産業編集センター
「鴨川ホルモー」のホルモーってなんだ?
なんだか変なタイトル。TVドラマで「鹿男あおによし」の作者と一緒なんだって?
ドラマはチラッと見たことがあるけどますます、手が出ない・・・
だけど、友達のサイトで紹介文を読んだら面白そうだった。
彼女が読むのなら・・・おもしろいかも!?と借りてきました。
読んだらまあ・・・とてもおもしろかったです。
最初はナンセンスで、強引でバカバカしくてでもグイグイ引っ張りこまれ
途中からは、この話、東京じゃありえないけど京都だから生まれた話だと
妙に納得してしまった。
京都の人なら、市内の地図も頭に描けるだろうし・・
途中「三国志」に出てくる、登場人物になぞらえられたところは
なるほどと、共感できたし。
この続きも気になるので、さっそく続編を予約しました。
何度か行ったことはあるのだけれど、ずい分久しぶりに高尾山に行ってきました。
バルセロナ→サクラダファミリア→ガウディ→グエル公園・・・見てみたい
と、イメージして、娘と22:30~のレイトショーを見てきました。
レイトショーの映画って、意外といいかも。
前編がナレーションで構成いて,気になっていたバルセロナの風景は少し。
スパニッシュ・ギターのメロディと少し物憂げな映像。
結婚を控えた真面目なヴィッキーと、感性で生きるクリスティーナが
なぜか同じ男に惹かれてしまう。
更に、元妻の出現で事態は想像を超えた展開に・・・
だけど、この男、そんなにいい男かな~?
某歌舞伎役者に似てると、思ってしまったのだけど、ファンが聞いたら怒るだろうな。
映画を見終わって思ったのは、この映画のタイトルって・・・
ありえない~「それでも、恋する?!!」inバルセロナ っていう感じなのでした。
今日は、巨人対阪神戦のチケットをもらったので、珍しく東京ドームに出かけた。
しかし、11時に着いたのに、このDチケットというのは、長蛇の列で、もう、席がないかもしれないというのだ。
一応、念のために並んでみたけれど・・・
やっぱり、ダメでした。
行ってみたり、やってみないとわからないことって多いな~
もうちょっと早く行けばよかったな~(10時から引き換えが始まるらしい)
なんたって、夏休みに入った、Dayゲーム。日曜日で巨人阪神戦という人気のカード
あんまり野球に関心のない私でさえ、行ってみようかと思うくらいなんだから
そりゃ混むのはあたりまえ・・・
まあ、それはそれで仕方がないので、ランチでも食べて、立見席で入って
あとは、雰囲気だけ見て来ることにした。
ところが、席は完売、これだけの人がドーム周辺にいるわけだから、ランチを食べるにもまた行列に並ばないといけない・・・
ラクーアもドームホテルも…ここならどうだろう?と「後楽園飯店」へ
休日のおすすめランチをいただきました。
前菜四種盛り合わせ
ランチを堪能したあとは、ミニ東京散歩。
山王パークタワーのすぐ隣は「首相官邸」というので、物見遊山に出かける。
しかし、今日は真夏日。日傘を差しても、暑い。
熱せられたアスファルトは靴をも溶かしそうな勢い。
しかしそんなことは行ってられない、官邸のまわりには何人もの警察官が警備に当たっている。もちろん、日傘なんてナシ。あたりまえだけど・・・
近くの警察官に、官邸の入り口を訪ねると、
「坂の上がったところに北門。こちらの先には西門があります。」
ついでに、日枝神社の方向も聞くと、地図を調べて、教えてくれました。
とっても親切。
北門は物々しい警戒?なので、ちょっと恐れをなし、西門へ
歩道に沿って、水路と竹がデザインされていて、殺風景な石垣がちょっとおしゃれに。
西門からは、官邸の裏側が見える。
おそらく、業者とかそういう人たちが入る、勝手口のようだがこちらもしっかり警備。
けれど、カメラで記念撮影をしていると「見学ですか?」と声をかけてくれる。
せっかくなので、官邸の周りを一周してきた門へ向かうことにする
著者:沢村凛
出版:新潮社
初版:2009.04.20.
なんでもない、普通の日常生活の中で、ふと感じた違和感。
通り過ぎて、見逃してしまえば、それまで・・・
生活の中に潜んだミステリーと事件・・・
始は短編集だと思っていたのだけれど、時々出てくる刑事さんがいて
これが、連作だと気づいた。
だけど、ほんとは最初から気づくべきだったのだ、
タイトルが「スタンド・バイ・ミー」なんだもん。
全体がミステリーなんだよね。
この中で、第一話の「鳥類憧憬」で、年老いて、生きる目標を失っている老女が「鳥はいいわね~自由に空を飛べて」というくだりで、
人が年を取って、骨粗しょう症や軽い尿失禁になるのは、体を軽くして、鳥になるための準備をしてるんですよ。という話が出てくるのだが、
もちろん、事実ではなくても、その老女が再び生きる意欲がわいてくる様子は
なんか、いいな~と感じました。
あと、第二話の「迷った時は」も、けっこうおもしろかったです。
「迷った時はツモ切り」なるほど~
出版:人文社
鬼平犯科帳を読んでいて、まず気になったのが、「清水門外の役宅」
うーん。これって、東京のどの辺?「清水門」って北の丸公園の科学技術館の近くのあの門のことかしら?
と、地図を確認すると、まさに、その門を出た角だった。
とすると、本所・三つ目ってのは、どのあたりだろう?法恩寺って言うのは?
地名が出てくるたびに、どのくらい遠いところなんだろう?
今のどの辺かな?と、気になってしょうがない。
そこで借りてきたのがこれ。昔の江戸の地図と今の地図が載っていて
わかりやすい。ただ、江戸の地図は北が上とは限らないし、縮尺も
かなりいい加減なので、そのあたりは想像力を働かせて見る。
地図フリークの私としては、もう、たまらない一冊なのです。
この本、買おうかな~。
なんたって、地図の上に鬼平犯科帳の何巻のなんという話にその場所が出てくるか。
懇切丁寧に、説明書きまでついてる。
本気で、鬼平を読むなら、ぜひ隣において読みたい。
しかし・・・鬼平に限らないのかもしれないけれど、
昔の人って、一日にずい分遠くまで歩いていったものだな。
電車も、車もない・・・あるのは船くらい。
著者:池波正太郎
出版:文春文庫
鬼平ファンの友達がいるので、ちょっと興味を持って借りてみました。
悪人をばっさり切り落とす、その小気味のよさ。
奇麗事じゃすまない、この世の中。そして舞台となる江戸市中。
平蔵を取り巻く、登場人物像が次第にわかってきて、おもしろくなってきました。