お元気ですか

061225a.JPG著者:新井素子
出版:廣済堂出版
初版:2004.09.05.
新井素子さんのちょっとユニークなエッセイ集。いや、失礼。本人はいたって大真面目なのね。でも、なんか似たような思いもあるし・・・サクっと読めます。
「ネリマ大好き」
著者:新井素子
出版:徳間書店
初版:1992.02.29.
練馬区出身の新井素子さん、区外に出てみたけれどやぱり練馬がいい・・・という、エッセイというか対談
何で今この本を読んだか?というと、区報で「練馬区が登場する本や映画」の情報を募集していたからなのです。確か、小説の舞台でも登場したはずなんだけど・・・なんていう本だったか思い出せない・・・

X’masイブ

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紹介しましょう。うちのイルミネーション
最近、うちの近くでもちらほらとみかけます。
デイサービスのバスの運転手さんが、わざわざこれを見せるために送迎コースを変更してくるというのでまだ明るい4時頃から点灯させています。
お隣のマンションに住む、ひとり暮らしのおばあちゃんが「きれいね。いつも楽しませてもらってるわ」といってくれたり・・・
そう、これって、うちに住んでる人はあんまりよく見えないのです。出窓越しに明かりが見えるだけ~
でも、周りの人が楽しんでくれると、やっぱり嬉しい!

クローズド・ノート

closednate.JPG著者:雫井脩介
出版:角川書店
初版:2006.01.30.
一人暮らしをする女子大生香恵。文具店でのバイト・部活・変わり映えのしない日常の中で一人の青年が心にとまった。そんな時クローゼットの奥に置き忘れられたノートを開いた。そこに綴られた、見知らぬ女性・衣吹の思い。読み進むうちに香恵は衣吹の思いに自分の思いを重ねるようになる・・・
実はネットで話題になった小説とは全く知らずに手に取った本で、最初の10数ページを読んだ時点で、もしかして・・・という予想が頭をかすめた。そしてその予想は確信に変わった。
そして、先が気になってあっという間に読んでしまった。良かったです、高校生の娘にもお勧めしよう。

淋しい狩人

0612223.JPG著者:宮部みゆき
出版:新潮文庫
初版:1997.02.01.
紹介:東京の下町にある古本屋「田辺書店」を舞台に、本をめぐる不思議な事件が起こる。店主イワさんとその孫が、その謎を解き明かす。
*六月は名ばかりの月:結婚式の引き出物に書かれた「歯と爪」の意味は?
*黙って逝った:亡くなった父の部屋に置かれた、300冊の同じ本はなんなのか?
*詫びない年月:取り壊した家の地下からでてきた防空壕に焼け爛れた遺骨が・・
*うそつき喇叭:万引きをした少年を虐待していたのは誰か?
*歪んだ鏡:電車の網棚に置き忘れられた『赤ひげ診療譚』に挟まっていた名刺の持ち主は?
*淋しい狩人:遺作となった未完の作品を模倣した事件が起きた。犯人の目的は?
宮部みゆきのリストを眺めていて、「読んでないなぁ・・・」と手にした一冊。古本にかかわる悲しい事件だけど、イワさんと孫が心を暖かくしてくれる。
この本を読んだ日。図書館を整理していたら書棚の中から『赤ひげ診療譚』がでてきた。古本屋にも並ばないだろうと思われる古本。中学生が読むだろうか?パラパラとめくると、あったあった「氷の下の芽」ラベルを貼り替えて書棚に戻したけれど・・・いつか借りてこようかな。

ガラスのツリー

061234.JPG娘が手に入れてきた「ガラスのツリー」
中に緑色の水が入っていて、ゆらゆらゆれるの~
しばらく前から伸びた前髪が気になっていたので、今日は駅前にできた美容院に行ってきました。
ガラス張りの店内は外からよく見えるような気がして、迷ったんだんだけど、美容師さんはまあいい感じだったんで、次も行ってみようかなぁ~

今年最後の図書館

早いもので、もう3ヶ月が過ぎてしまった。
このところ、本の化粧直し(カバーとブッカー)に気持ちが行っていたので、今日は目に見えて書架を整えるべく、ラベルの統一作業をした。
ここの本は分類も???のものもあるけど、開校以来アルファベットで著者名が書いてある。ところが、ここ最近カタカナになってきていて、同じ本でも時期によって違うラベルが付いているのです。
いま、一通り50音順に並べたので、今度はそのラベルを「アイウ」に統一して行く作業をしています。
今日木曜日は昼当番が図書委員の1年生で、前回ラベル貼りの仕事を手伝ってくれたので、今日も、ちょっと期待をして、生徒たちが間違えずに貼れそうな部分を何ヶ所か用意しておいた。
昼休み。当番の1年生は4人。カウンター業務は2人いれば充分なので、前回も手伝ってくれた子が「何か手伝うことがありますか?」と真っ先に声をかけてくれた。用意していた作業をお願いすると、他の委員も、みんな手伝いに回ってくれる。昼休みの短い時間だけど、あっという間に作業が進みすごく助かった。生徒たちも、「図書委員の仕事をしている」「まるで図書館みたい」などといいながら、満足げな様子だった。みんなありがとう!
もちろん、業務報告書にもしっかりと書いておいた。(これは、図書担当→副校長→校長とみんなの目に留まるからね)次回もまた、手伝ってもらえるように準備を整えておこう。
そうそう、先日裸で書架に埋もれていた本に、銀色の輝くカバーを取り付けた 「ミラードリームス」
あまりにきれいなので、お勧めコーナーに並べておいたら、今日借りていった子がいました。やったね!

届いた荷物は?

昨日から待っている荷物がある。今日こそは!「来た!」はんこを持って、いそいそと玄関から出て行くと・・・
あれ~?違うみたい・・・「えび・・・って書いてある」
うわ~来たよ。箱を開けないと死んじゃうし・・・あけると、ゴソゴソ動き出すし・・
でも、死んじゃったら食べられないし~。
恐る恐る箱を開けると、やっぱり!
伊勢海老が3匹
入ってる。
お刺身はおいしそうだけど。暴れてる海老と格闘するのは苦手だ~
という訳で、やっぱり、ゆでる。
ebi3.JPGちなみに海老をゆでる時は水から入れます。
海老が、水に入って、のびのびとバシャバシャ飛び跳ねるので、しっかり蓋で抑えて火をつける。
だんだん温度が上がってくると・・・暴れます。熱いもんね。
ゆでること20分。きれいな赤に変身して、ゆで上がりです。
おいしかった~。ご馳走様。

読み聞かせ

0612191.JPG中学生が「読み聞かせ」をやるというので、ギャラリーに召集されました。
しばらく前から、図書館で打ち合わせをしたり、練習をしていたので、果してどうなるか??
まず最初は、憲法改正に向けて平和についての語り。いろんな地方の方言で10人くらいの生徒が同じ内容を語ります。みんな、難しい方言を一生懸命練習していましたが、今日は真面目に取り組んでいた成果が出て、なかなか良かったです。
次に、ーおはなし名画シリーズー平山郁夫の「お釈迦様の生涯」の朗読。
本に収録されているのは全て平山郁夫の絵でした。
地域の評議員という大人を相手に、「朗読」というのは、どんなものかと思っていましたが、知らないお話なので、だんだん引き込まれていきました。大人でも、お話をきくのっていいですね。
0612193.JPG昼休みに少人数の観客を相手に行ったので、時間の制限もあり、話が途中になってしまったのは残念でした。
今回、初めて人前での発表をし、今後はお年よりの施設などに出前発表に行く計画のようです。この「読み聞かせ」を具体化したことによって、生徒たちがかなり真面目に取り組んだ様子が見えました。これからの活動が楽しみです。
中身はこんな感じ

サンタのとびだす絵本

santa.JPG今日、中学校の図書館に行ったら、校長先生がやってきた。
「ハイ!これ、買ってきてあげたわ。」
それがこの飛び出す本だ。ご自宅にも購入したというから、きっとポケットマネーね。
広げてみたら・・・・高さ52cm立派なおうちができました。
寂しかったクリスマスコーナーが、にぎやかになりました。
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