来週28日に環八が全面開通する。
今日は、その前に施設見学ができるというので、いってみてきました。
井荻トンネルと環八・笹目通りの分岐・合流地点がどうなるのか?側道からの出入り口はどこになるのか?興味津々。
いろんなイベントやスタンプラリーなどもあり、家族連れも多かったけど、やっぱり、この近辺の道路を使いたいドライバーが多かったかな。
練馬トンネル・北町若木トンネル
ここが完成することによって、目白通り・笹目通りの谷原交差点付近の混雑が緩和されるかしら?
それと、工事に伴う井荻トンネル付近の渋滞がなくなるといいんだけどな~
光化学スモッグの発生はどうなるかしら?
28日に全面開通するけれど、地上部分の側道はまだまだ整備途中らしい。
環八が通ることになって、今まであまり見かけなかった信号機があちこちに設置されてきた。
早いとこ、道路工事が終わるといいな。
休日なのに、息子が早々と出かけたと思ったら
「一週間遅れだけど・・・」
といって、任天堂DSliteと「脳のトレーニング」を買って来てくれた。
「やった~!」
CMをみるたび「脳トレ」はやってみたいな~とおもっていたのだった。
その上DSliteは「軽い」&「見やすい」~
さっそく、チャレンジしてみると、いきなり70代。次は80代。
まあ最初は機械の操作も慣れないし・・・って、タッチペンなのに(笑)
少し遊んでなれたところで、脳年齢の測定にチャレンジ!
あらら・・・今度は、たまたまうまくいって31歳!
これじゃ、だんだん脳年齢が若返るなんて無理だ~まあしょうがない。
あちこち試して、一通り終了。
なるほど、これを毎日繰り返すのね。
記録も残るし。ちょっと面白いかも~
話は変わって、今日は朝から熱風が吹くような変な天気だった。
暑くて、Tシャツ一枚でちょうどいい。
ところが4時頃、にわかに空が真っ暗になり、あっという間に、スコールのような土砂降りになった。
スーパーで買い物をしていたのだが、車まで行き着けない。しばし、雨宿りだった。
なんだか、変なお天気が続くな。
著者:村山由佳
出版:集英社
初版:2005.05.31.
いよいよかれんが行動を開始した。遅々として、進まない二人の関係はそのままだが、誠意を見せ、一つ一つ目標に向かって努力しているかれんはえらいと思う。介護福祉士という仕事の選択も、今この時期だから、身近に感じられる。
勝利の本音もきちんと伝わったし、(あの大きなクリスマスツリーはどこの大学だろう?場所柄立教大?大きなツリーがあったなぁ)次の10巻はちょっと期待してもいいかな?
紹介:もうすぐ離れて暮らさなくてはならない。
鴨川での生活に思いをはせ 目を輝かせるかれんを前に、勝利の思いは募る。
そんなある日、かれんは、転職と移住の件を両親に打ち明ける。
ところが二人は猛反対!ついに話は予期せぬ方向に……。
穏やかだった花村家に異変!?かれんの自立に、波紋が広がる!!
(カバーより引用)
著者:森絵都
出版:角川出版
初版:2005.04.30.
紹介:厳格な父の元で育てられた3人の兄妹。社会人となって父の元から逃げ出した兄と私。その父が突然亡くなって、そのあとに残された母の様子がおかしくなってきた。一周忌を前に、父の生前に女の影。「暗い血」とは?決して語ろうとしなかった父の生い立ちを知るために佐渡へ渡った3人の兄妹を待っていたのは?
がんじがらめに縛られたことで、自分でも気づかないうちに、いろんなことを父のせいにしてきた子供たち。父の突然の死によって、生身の父に対面し、そのことで自分自身を見つめる事も出来るようになる。皮肉なことに、父の死が残された家族に思いがけない団欒をもたらすようになったのだ。父に反発していた子も従順に振舞っているふりをした子も、少しずつバリヤをのりこえ、少しずつ成長したのだ。
しかし…主人公野々の性に対するわだかまりや、恋愛や仕事に対するいい加減にも見える姿勢。こういうのはいまどきに同年代の人にとって、ちょっと共感できるようなポイントなのかな?まあ、家族とか、自分の生き方が問題になってくるわけね。
著者:和田行男 宮崎和加子
出版:中央法規
初版:2003.09.20.
お年寄りを大切にして、なんでもお世話してあげることが果たして、その人のためになっているのか?至れり尽くせりの介護をすることは本人が持つ能力さえも奪っている。
そのとき食べたいものをみんなで考え、自分たちで買い物に出かけ、食事の支度をする。洗濯をすれば、干して取り込んでたたむ。部屋が汚れれば掃除をする。玄関に鍵はかかっていない。2階の部屋には気をつけて上る。階段の昇降は生活の中に取り込んだ運動になる。機能訓練よりも、まずは日々の生活を大切にしよう。
グループホームの玄関を開けて、外にでよう。ホームの中に人を呼ぶのではなく。家から町に出て行こう。
だけど、長く生きた人たちが何人も一緒に暮らしていれば、それぞれの思い、やりたいことやりたくないことがあり、その思いが衝突することがある。それは、どんな集団においても起こりうることだけど、そういうときに、その間を取り持つ人が必要になる。それが、グループホーム「こもれび」の仕事人だ。
認知症を身近に抱えている身としては、目からうろこ、正に逆転の発想かもしれない。
かといって、それを全て家に取り込むことはきびしい。常に気を配り、その動向を把握しつつ、自由を制限しないで、なおかつ安全に。でも、そういうグループホームがあるのだとしたら、少しでも人間らしく暮らしていけるのなら、かなり魅力的には違いない。
確かに、デイサービスや老健でのサービスを受けるようになると、誰かに何かしてもらうことがあたりまえになり、だんだん「依頼心」が強くなってくる。座って口をあけて待っているような状態になってしまう。これはよくないとは感じている。
だけど、そのサービスを拒否するようになったら、これもまた大変。
これからの介護のありかたは、まだ少しずつ姿を変えて行くんだろうか?
著者:山本一力
出版:新潮社
初版:2005.10.25.
加賀藩と土佐藩に届けられた、正月」初潮の儀の招待。
老中の意図は?内儀の病が知れたか?
加賀藩の内情をさぐりだした老中御庭番と、藩を守るために走る、浅田屋の三度飛脚たち。豪雪と難所の中、命をかけた三度飛脚たちにハラハラドキドキ、そしてその周りの人々の人情に降れ、とても心が温まる。
今なら妻が病気がちで公務に出られないとしても、なぜまずいのか?と思ってしまった私。江戸時代、将軍家は大名が力を持たないように、参勤交替をさせ、財力を使わせた。内儀は都の人質だったのか?その点がいまいちピンと来なかったかな。
著者:島本理生
出版:角川書店
初版:2005.02.25.
回想…恋の記憶は忘れようとして、忘れられるものではない。時がたつにつれて良いところだけが残って行く。それはそれで悪いことではないと思う。そのことを含めて、丸ごと受け入れてくれる人が現れるのなら、それは幸せなこと。
だとしても、葉山先生の弱さ、そして小野君の行動も男にありがちで、受け入れがたい。女の身勝手さを棚に上げていると分かっているけど、きれい事じゃいかないんだな。
著者:リリー・フランキー
出版:扶桑社
初版:2005.06.30.
著者の、初めての長編小説とは言うものの、かなり自伝的で、エッセイに近い印象。ただ時代が私の子供時代と重なるところがちょっと面白かったかな。
母・家庭・自立、それにしてもこんなにまで「オカン」にこだわるのはやはり両親の関係がうまく行っていなかったためなのか?迫り来るその時に、逃げ出すことの出来ない「オカン」との別れを前にして、それでもこんなにたくさん自分のことを思い出し、書いてもらった「オカン」は幸せな人生だったな。
そうそう、岡田君と松潤がでていた同名の映画があって、しばらくその原作かと思っていたのですが、サブタイトルを見るとどうも違っている。その上、リリー・フランキーと言う人も実はよく知らないのでした。
著者:森博嗣
出版:講談社
初版:2006.01.11.
紹介:西之園萌絵が叔母らと訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る(刀之津診療所の怪)
長期の海外出張で訪れた某国の美術館で、僕が遭遇した不可思議な事件とは……?(ラジオの似合う夜)
ショートショート五編を含む、透明感にあふれた九編収録。
中に、VやGシリーズの登場人物が出てくるのだが…今までの作品を読んでないと、あれ?と思うのがあるらしい。「今夜はパラシュート博物館へ」読んでなかった~
レタス・フライって Let’s fly のことか?
著者:三崎亜記
出版:集英社
初版:2005.01.10.
紹介:「となり町との戦争のお知らせ」(総務課となり町戦争係)
それは、町の広報誌に載せられた小さな記事だった。
9月1日迫り来る戦争に、何の緊迫感もなく、心の準備もないままその日は訪れた。何のための戦争なのか?どのような戦いが行われているのか?具体的なことが全く分からないままに、偵察員となった僕に見えてきたものは…?
行政の一環としての戦争事業、戦争コンサルタント。戦いを感じることがないにもかかわらず、確実に町民の戦死者がでる。
いったい、「戦争」ってなんだろう?
コメント:もちろんありえない話なのだが、現実の戦争というものも、私にとってはこれと同じような感覚でしかとらえられていないのかもしれない。どこかで、誰かが戦わされているが、その痕跡を全く実感できずにいる。そんな私の状況が、描き出されているのかもしれない。