星から来た船.中

著者:新井素子
出版:コバルト文庫
初版:1992.05.10.
紹介:トラブルの種の赤ちゃんの名は、祥子。母ぴゃの蘇我涼子が、どうして子供を宙港に置き去りにしたのか、その”真相”はやっとわかってきたのだけれど、ね。
でも新たな問題発生。捨て子には過剰反応を示す月村真樹子さんと、仮にも子供を捨てた亮子さんがもし対面したら!?二人の対決を防ごうと、太一郎さんも水沢所長も関係者全員土星に向かったのだけど・・・・・・。さて!?
コメント:登場人物のキャラクターがユニーク、またその反応もユニーク。コミカルだけど、みんなやさしいな。新井素子のキャラは、その人間性があったかく描かれているから好きです。

星から来た船.上

著者:新井素子
出版:コバルト文庫
初版:1992.04.15.
紹介:あたし、田崎麻子。火星で探偵事務所をやっている水沢良行所長の恋人兼スタッフなの。で、ある日、20年前に生き別れのままの所長の弟が、突然火星にやって来るというの。彼の名は、山崎太一郎。ところが宙港に現れた太一郎さんたら、なんと、月村真樹子という謎の女性と、2歳たらずの赤ちゃんと一緒!?これがタイヘンなトラブルの始まりで・・・・・・。超人気「星へ行く船」シリーズ番外編。
コメント:当然、「星へ行く船」のその先の話だと思うでしょ。ところがあとがき読んだら、「星へ行く船」のその前の話ですって!。
気楽に読めて、楽しい。「星へ行く船」シリーズと登場人物が一緒なので、
「あら!この人、こんな人だったの?」と、違う側面が書かれています。

そして、星へ行く船

著者:新井素子
出版:集英社文庫
初版:1987.05.15.
紹介:あたし、森村あゆみ。なぜか突然、あのレイディに拉致され、ビルの一室に軟禁されている。レイディはあたしの憧れ、あたしの理想だったのよ。なのに何故、こんなことをするの?レイディの意図がつかめないあたしに、レイディは、ある仕事を依頼したいって言ったの。その仕事とは、成功すれば全宇宙の英雄になれるが、下手をすると一生火星に帰れないかも知れないという、とほうもないものだった!!
コメント:この本、「星へ行く船」の続編だと思ったら、あいだに、「通りすがりのレイ
ディ」「カレンダーガール」「逆恨みのメネシス」の3冊があるみたい!今度借りてきましょう。
このおはなしは、新井素子さんの作風がよくでています。「精神的なもの」「心」とか、SFで、コミカルなお話だけではなくて、面白かったです。

グリーン・レクイエム

著者:新井素子
出版:講談社
初版:1990.04.25.
紹介:緑の髪の毛と、すきとおるような白い肌をもつ少女あすか。彼女はどこに帰りたかったのだろう。無くした記憶の向こうにあるのは・・・
彼女はなぜ病原菌なのか?守るということは・・・?
コメント:人間が他の生物を食べて生きているという現実。生物たちに意志があったらどう思うか?結構重い内容です。人間のおごりを考えさせられる作品でした。
続きは「緑幻想」(グリーン・レクイエムⅡ)で。

星へ行く船

著者:新井素子
出版:集英社文庫
初版:1981.03.15.
紹介:あたし、森村あゆみ、19さい。ちょっとした事情なんてのがあって、いま、現在進行形で家出のまっ最中。家を捨てるついでに地球まで捨てる覚悟で乗った宇宙船のなかで、密航者には出くわすし、旅行者のミスで男と同室しなきゃならなくなるし、あげくの果てに殺し屋さんにまで狙われちゃって・・・・・・。一体全体どうなっちゃったんだ、あたしの家出は!!そして今度でてきたのは王様だって・・・・・・もう!
コメント:この本おもしろいよ!と、お友達にすすめられました。そう、このノリ
は好きです。でも、内容は、若い人たちが抱えている問題なんだな。と言う感じです。

HTMLポケットリファレンス

著者:シーズ
出版:技術評論社
初版:1997.03.10.
紹介:いつもお側にこは一冊。Webクリエイトはとりあえずこれ一冊でこと足ります。
この本は日々刻々と進化を遂げるHTMLの最新情報を加えつつ、Webクリエイターの定番タグを網羅した、Superタグリファレンス。
さらにHTMLの機能を拡張、よりアクティブでインタラクティブなページクリエイトを可能にするJavaScriptのサンプル集。ページクリエイトにすぐ役立つオンラインソフトの一覧、フリーの素材を提供するサイト集といったプラスαααの豪華付録。
そして「見た目」で「言葉」で「したいこと」、「タグ」名から探すタグにたどりつける4つの検索可能なINDEX。と言うラインアップでお送りしております。  
コメント:この本は買いました。これを見ながら、HPを作っています。小さいけど結構わかりやすいので気に入っています。

いっきにわかるホームページの作り方

著者:別冊宝島332
出版:宝島社
初版:1997.09.18.
紹介:完全イラスト図解!1時間でできるHPの作り方。ホームページは世界に向けたあなたの表札だ。このとうりにやればあなたもあこがれのホームページが必ず持てる!
いっきにわかるHTML入門講座。ホームページ作成の前に知っておきたいインターネットの基礎からHTMLの基礎、ソフト活用法、プロに迫るテクニックまで!
傑作HP大集合!これが日本人のHP!それではどんなHPを作ればいいのか?コンテンツを教えてもらいたい。ユニークな個人HPの秀作を一挙に大公開!
コメント:この本は買いました。まずHPって、どんな構造になっているのか?それがわからないと、HPは作れない!!と思った初心者の第一歩です。
はじめて、<タグ>にお目にかかりました。読んで面白いHPを作るのは大変そうです。とりあえず、自己満足のページでも作ってみようか・・・

家族八景

著者:筒井康隆
出版:新潮文庫
初版:1975.02.27(1987.3.15改刷)
紹介:幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって目の前の人の心をすべて読みとってしまうかわいいお手伝いさんの七瀬。彼女は転々として移り住む八件の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の真相に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい本である。
コメント:「七瀬ふたたび」を先に読んでいたので、スタートに戻ってみました。25年も前に書かれた作品とは思えないおもしろさ。
 あとがきによれば「七瀬時を登る」「七瀬森を走る」「エディプスの恋人」が、七瀬シリーズらしい。後日読んでみよう。

三毛猫ホームズの黄昏ホテル

著者:赤川次郎
出版:光文社文庫
初版:1993.12.20.
紹介:三毛猫ホームズら、お馴染みの面々がパーティに招待された。由緒あるリゾートホテルの閉館記念パーティである。このホテルでは、十年前、オーナー・金倉の一人娘がピアノを演奏中に殺されるという惨劇があり、今なお未解決だった。そして、金倉は「今回は私が殺される」と予言した。はたして、十年前と同じピアノ曲が流れ・・・・・・!?国民的大人気シリーズ、第十九弾!。 
コメント:もう一度読み返したくなります。今度は伏線を見落とさないように・・・。

駆け込み団地の黄昏

著者:赤川次郎
出版:新潮社
初版:1993.09.05.
紹介:現職大臣の妻が逃げ出した先は「駆け込み団地」。そこには、社会の波からはじかれた人々が暮らしていた。本当に人間らしい生活って、なんだろう?
コメント:偶然借りた2冊が「黄昏」、しかも1993年刊。
現職の大臣の妻が駆け込みでらならぬ駆け込み団地に逃げ込むという設定が、面白いです。