IN BODY測定2月

          入会時       12月     2月
体脂肪率      30.8%     25.4%    24.7%
体脂肪量      17.2kg     13.3kg    12.8kg
骨格筋量      20.3kg     20.2kg    20.4kg
適正体重まで    -4.6kg     -1.1kg   -0.2kg
フフフ・・・ほぼ適正体重に近づいてきました。筋肉減ってないし・・・
という訳で、シェイプアップコースから、筋力を上げるプログラムに変更。
暖かくなってきたし、プールのアクアサーキットも再開しようかな~
筋トレは上半身の日と下半身の日を分けることにした。今日は上半身。

おらんくの池

oranku.jpg著者:山本一力
出版:文藝春秋
初版:2005.11.25
紹介:週刊文春に掲載されたエッセイ。山本一力さんというと、家族揃って自転車に乗って・・・というイメージが強いのだが、自転車・家族・ハワイ・子供時代のこと・など、ほのぼのとして、また、いろいろな仕事をしてきた人ならではの、面白い視点がたくさんあって、とても楽しい。
そして何より楽しいのは、奥様のエピソードです。おもわず笑っちゃいます。

ななつのこものがたり

nanatu.jpg著者:加納朋子 絵:菊池健
出版:東京創元社
初版:2005.09.30.
紹介:小説「ななつのこ」の中に出てくる童話が一冊の絵本になりました。はやてとあやめさんのお話を、お母さんがはやてに語ります。
「すいかおばけ」「金色のねずみ」「空の青」「水色のチョウ」「竹やぶ焼けた」「ななつのこ」「あした咲く花」各ページに描かれた絵がとてもステキです。

燃ゆるとき

moyuru.jpg高杉良のベストセラー小説の映画化。
マルちゃんの東洋水産がアメリカでカップラーメンを展開している。メキシコ系の現地職員との折衝。投資銀行による乗っ取りの動きの中で、セクハラの策略にはめられる男。アメリカでおいしいラーメンを作るためにがんばる男たちと、その会社を手に入れようとする者たちの戦いの物語。
企業経済映画とでも言うのだろうか?けっこう面白かった。日本の労働組合とも違う「ユニオン」というものも知らなくて、「アメリカというのは恐ろしい国だなー」と、映画の中と同じように思ってしまった。
いや、アメリカの話じゃない。最近は日本の国内でも企業買収の話はよくきくな。

優しい秘密 おいしいコーヒーの入れ方Ⅷ

yasasihimitu.jpg著者:村山由佳
出版:集英社
初版:2004.05.29. 
二人の展開は、なかなか進まない・・・?
二人のこれからと、かれんの将来。彼女のやりたいことを応援することと自分の気持ちとの間で悩む勝利。
ゆっくりゆっくり進んでいくこのストーリーに、少々イライラしたりして、ダメかなぁ?と思ったら
…あれあれ、この本、1年半前に読んでるじゃないの!?というか、もう9が出てるし…。というわけで9を予約しました。
しかし…二人の関係が進展しないのはともかくとして、星野りつ子の神経は病的だねぇ。
さて今回の、つもり積もった優しい秘密の重さなのだが・・・かなりな重量になると思う。秘密は優しくてもいずれは人を傷つけることになるのね。

落花流水

rakaryusui.jpg著者:山本文緒
出版:集英社文庫
初版:2002.10.25.
一人の女性の半生を10年刻みに描いている。親に捨てられた娘は、自分も娘を置き去りにし、繰り返させる歴史に、前半はまあそんな人生もあるかなぁ?という感じだったのだが、後半に来て、なにやら近未来の現実を見せられているような気分になってきた。こうならないという保証がないだけに、おそるべし、山本文緒。 

センセイの鞄

sennseikaban.jpg川上弘美
出版:2001.06.25.
初版:平凡社
紹介:37歳のツキコさん、よく行く店で肴の趣味のあう人がいると思ったら、高校時代のセンセイだった。30歳年の離れたセンセイとの関わりは心穏やかで、そのほとほととした想いはいつしか、恋愛感情のようなものへと変化していく。自分の気持ちへの戸惑いがツキコさんを不安定にさせる。
なんというのだろう?読んでいて、心が穏やかになっていく。ツキコさんの想いと、それに答えようとするセンセイの想い。しかし、30年の年の差はいつまでも寄り添っていることはかなわない。
前からタイトルが気になっていた「センセイの鞄」。だけど、何故だか、川上弘美という名前に抵抗があって、手にしなかった一冊。だけど、「古道具中野商店」を読んでイメージが変わった。この本もけっこういい感じで読めます。

オリバー・ツイスト

oribar.jpg恵まれない、身寄りのいないオリバーが救護院でひどい扱いを受け、奉公に出た先ではイジメに合い、逃げ出す。たどり着いたロンドンで子供の窃盗団組織に引き込まれるが・・・
ディケンズの原作は読んだことがない。孤児のオリバーがたくさんの苦難にあうのだが、最後は幸せになるというお話。いいお話・・・だったよ。
以下、独断と偏見の感想

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Good Luck

goodluck.jpgアレックス・ロペス フェルナン・トリアス・デ・ペス
出版:ポプラ社
初版:2004.06.22.
子供の頃の親友に54年ぶりに会ったら、ひとりは人生で成功を収め、片方は全てを失っていた。運と幸運は違う。ただ待っているだけでは幸運をつかむことは出来ない。
どうやって幸運を自分のものにするのか?という寓話。
出版社の紹介文を読んで、どんなに素晴らしい本なのか?とかなり期待していたのだが、確かに悪くはない。人生の考え方とらえ方を、ひとつの寓話として分かりやすく紹介している点において、子供向けの本としてはまあまあだろう。出版社もポプラ社だし…。だけど、なんというか、出版社の紹介文はちょっと大げさじゃないだろうか?とひねくれものの私は感じてしまうのでした。子供が小学生くらいだったら、読んでみてもいいかもしれない。大人は字面だけでなく、もっとその奥にある深い部分を掬い取ればいいのだろうが、どうもなぁ…。「チーズはどこへ消えた?」スペンサー・ジョンソン著を思い出してしまった。どうも私は人生訓のようなものが好きじゃないらしい。