著者:池田重子
出版:アシェット婦人画報社
初版:2005.03.16.
紹介:昔の帯留に工芸品としての価値を認めただけでなく、現代のおしゃれに生かす装身具として再び命を吹き込んだ著者。池田コレクションの粋ともいえる帯留だけを集めた一冊。(引用)
きものを着る機会も少なくなって、まして帯留など・・・
だけど、この本はみているだけでも楽しくなる。鮮やかな色合い・すばらしい細工・おしゃれなモチーフ。そして思いもよらない生き物をかたどった帯留など、その遊び心がとってもステキだ。帯留めを生かすには、どんな帯や紐を合わせたらいいのだろう?また更に思いがけない世界が広がるのかもしれない。
しかしまあ、カタツムリや蛇のデザインもビックリだけど、野球バットやゴルフクラブをモチーフにしたり遊び心がいっぱいで驚きの連続でした。
著者:遠藤瓔子
出版:祥伝社
初版:2003.06.06.
紹介:気軽に楽しくきものを着るために、どんなことに注意したらいいのか?疑問と悩みをまとめて解決!
ちょっと辛口の遠藤さんの文章に、どきっ!っとしながら、でも、そうかそうか…と納得。分かっているようで、案外知らないことや迷うことなども参考になります。
読んでいると、ちょっときものを着て出かけたくなる。そんなに気負わなくても、楽しくオシャレに着れたらいいなぁ。と、タンスの中身に思いを馳せる。
著者:田村寿美恵 絵:平野恵理子
出版:福音館書店
初版:2003.03.15.
紹介:糸ってどんなもの?糸はどうしてよってあるの?よるとほんとうに強くなる?毛糸であやとり糸を作ってためしてみよう。布をさいてひもにしてより合わせるとなわとびができる。大なわだって作れるよ。
布ってどんなもの?布でぞうりを編んでみよう。布でかごを編もう。毛糸を使って織物に挑戦。ダンボールの機で裂織しよう。ダンボールの機の応用。さらに工夫をすると、長いマフラーも織れるよ。(目次より)
布ぞうりを作ってみたくて、作り方を捜していたら、こんなステキな絵本に出会えました。見てるだけで、ワクワクしてくるけど、つくってみたいなぁ。
今日は成人式。成人式を迎えたからといって、急に大人になるわけではない。本人の意識も、親の意識も危なっかしい・・・まだまだ、子供のようだ。けれど、国民年金のお知らせも来た事だし、社会的には20歳をもって成人となる。良くぞここまで成長(?)したものだと、思ってみたりもする。全く親バカの権化だなぁ。
ピンクの振袖は桜の地紋でしだれざくらが描かれていて、裾は少し濃い目のピンク。今日はヘアメイクも着付けもお願いしたので、さすが! 帯はとてもきれいでかわいく結ばれていました。ほどきながら、「へ~!こうなってるのね?」などと研究したりして…。というわけで、成人式は無事終了。
そうそう、今日の美容室では、スタッフがみんな黒のフォーマルでした。なんかいい感じ~
この本を手に取ったら、表紙に注目したい。不思議な四足の動物がサーカスの舞台を取り巻くように円を描いている。そして中央に頭で逆立ちし綱渡りをする四足動物。
そして、裏表紙には綱から落ちて、ひっくり返った四足動物と、そばで覗き込む一頭。
挿絵は井上信太氏で、この動物は羊らしい。「羊飼いプロジェクト」 というHPに紹介されている。
さて、この本との関わりはどう考えたらいいのだろう?
子供のいない夫婦。日和子は夫との気持ちのすれ違いが多く会話も成り立たず、かといって話し合うわけでもなく、非難するわけでもなく、くすくすと笑ってすませてしまう。そばにいるときよりも、そこにいない夫が好きで、そばにいれば寂しさを感じているが、それだけ。この日和子の気持ちがよくわかる人はけっこういるんだろうか? お互いに自分の心を閉ざしたままで、それぞれが孤独な世界で暮らしているような…夫婦ってこういうものなの? そういう夫婦の齟齬を描きたかったの?
実は、暮れから読み始めて、5pも読むと疲れてしまい、なかなか読み終わらなかった本です。読み終わっても釈然としない。なので、本を閉じて表紙ばかり眺めていて「羊の綱渡り」ばかりが気になる本だったのでした。
2005年に映画館で見た映画は20本でした。けっこう見てますね。
気入 | 日付 | タイトル | コメント | 備考 |
---|---|---|---|---|
1/8 | ターミナル | 言葉が話せなくても逞しく生活しているところがすごい。 | ||
2/9 | オペラ座の怪人 | 私なら、幼なじみの彼を選びたい。 | ||
○ | 2/23 | きみに読む物語 | 痴呆になっても愛し続けることができるなんて、すてきだ。 | |
○ | 2/26 | Ray | 盲目のレイの生涯は壮絶だった。ジェイミー・フォックスがスゴイ! | 50 |
3/6 | 北の零年 | 渡辺謙は、なんだ!?最低だ。救いはアシリカだけです。 | 50 | |
4/13 | エターナル サンシャイン | 記憶を消す…イマイチだなぁ。 | ||
○ | 4/20 | コーラス | 美しい歌声。子供たちと先生の心のつながりが | |
○ | 5/11 | Shall we dance? | 夫婦が日本よりオシャレでステキ。 | |
6/6 | 電車男 | どんな映像になるのか?気になって見た。 | ||
6/29 | ダニー・オブ・ザ・ドッグ | 首輪をはめられ、人と扱われない男の悲哀 | ||
7/20 | スター・ウォーズ | 愛のために女に人生を狂わされた男の話?? | ||
7/27 | 星になった少年 | あっけない最後。 | ||
7/30 | 亡国のイージス | 映画だと、話の辻褄がわかりにくい。 | 50 | |
○ | 8/6 | プライド(高慢)と偏見 | 古いイギリス。身分違いのラブストーリー | 試写 |
9/3 | 奥様は魔女 | 気楽に楽しめる映画 | 50 | |
9/15 | チャーリーとチョコレート工場 | チョコレート工場の中がメルヘンで楽しい。 | 50 | |
10/5 | 蝉しぐれ | 美しい風景。染五郎の殺陣は歌舞伎風? | 50 | |
11/18 | ブラザーズ・グリム | 恐ろしい森とグリムのインチキ具合が面白い。 | ||
○ | 12/3 | ALWAYS 三丁目の夕日 | 懐かしい昭和の時代がよみがえる。 | 50 |
12/15 | ハリーポッターと炎のゴブレット | 本よりも映画のほうが分かりやすい。 |
気入 | 日付 | タイトル | コメント |
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○ | ショーシャンクの空に | 友人のお勧め作品◎ | |
○ | 恋愛適齢期 | 大人の恋愛がちょっといい感じ | |
○ | スクール・オブ・ロック | 文句なくおもしろい。 | |
LOVERS | 戦いのシーンが美しい! | ||
クイール | かわいいけど、悲しい。 | ||
いま、会いにゆきます | 想像していたのとちょっと違った | ||
コラテラル | 巻き添えにあうジェイミーフォックスの活躍がいいよね。 | ||
座頭市 | リズム・タップダンスや畑のシーンがいい。 | ||
5/6 | Shall we dance?(邦画) | なかなか面白かった。 | |
11/9 | ネバーランド | 家庭に残された妻は置き去り? | |
11/10 | ラブアクチュアリ | いろんな恋愛模様が楽しい。 | |
11/16 | 華氏911 | みてて面白かったです。 | |
○ | 12/19 | レインマン | 自閉症のレイモンドがリアル。 |
12/21 | 姑獲鳥の夏 | 思ったよりも乾いた映像だ。 | |
12/28 | 交渉人 真下正義 | 犯人を捕まえて欲しかったな。 | |
○ | 12/29 | 下妻物語 | 深キョンのマイペースぶりがなかなか。 |
12/30 | スーパーサイズ・ミー | しばらくはマックを食べたくない。 |
暮れに借りたDVDを返却しに行ったら、105円でDVDが借りられるサービスデイだった。という訳で、よくばって、2本も借りてきました~。
「ブリジット~」は上映中も気になってはいたのですが、どうもあの太めの体が・・・。
この映画、よく「高慢と偏見」をモチーフにしているといわれていますが、そのコメディ版ということですね。しかし、この映画、女性の支持を得る映画なんだろうか? 「ありのままの自分を受け入れてもらう」というのはいいとしても、ほとんど努力を怠っているようにしか見えないんだけどなぁ。男性はどう思うかなぁ?
マークはブリジットのどこに魅力を感じたんだろう? 大きなお尻以外に…?
前作を見れば、描かれているのかしら?
そうそう、「プライドと偏見」(高慢と偏見)14日から公開されますね。
こっちは、試写会で見たんですけど、ヒロインも美しく、ギリスの古い時代や、田舎の風景がきれいです。原作は読んだことがないんだけど、言われて見なければ、「ブリジット~」との関連など、全くわからなかったです。
凶暴な二重人格13号を中村獅童が演じているというので、気になっていた映画です。
見てみたら、紫崎十三は小栗旬でビックリだった。
この映画、小学生時代のイジメられた体験があまりに悲惨で、十三の心が知らないうちに凶暴な13号を育てていくというストーリー。13号の凶暴ぶりは目を覆いたくなるが、十三との葛藤も描かれていて、1人の人間の心の中に隠れている部分を掘り出される気分だ。
どんなラストを迎えるのか? ひどく不安だったが、ラストは救われる。
狂気の暴力シーンは恐ろしい・・・しかし、現実社会で行われているイジメはもっと恐ろしい。
そして、隣に座った人が隣人13号でないという保証もないのだ。
96年イギリス映画
炭鉱の閉鎖によって、生活が成り立たなくなっていく、炭鉱町。そこのブラスバンドには音楽を愛する男たちが集まっている。しかし、炭鉱の閉鎖により、音楽を続けることが困難な状況に追い込まれる。
しかし、大会優勝を目指す指揮者にとって大切なのは音楽で、団員との溝は開くばかりだ。
もしも、私がこの団員の家族だったら?4人の子供を抱え生活費もないのに、借金を重ねトロンボーンを買う夫を、果たして応援できるだろうか?・・・無理無理・・・
失業・生活苦・家族との別れ・炭鉱の閉鎖によって町から火が消えようとしているとき、本当に大切なものが何なのか?考えさせられる。
金管バンドによる、「イリノイ行進曲」「威風堂々」「ウィリアム・テル序曲」
演奏している男たちの表情がとてもステキだ。