著者:池田理代子
出版:中公文庫コミック版
初版:1995.06.18.
紹介:ベルバラの脇のエピソード
コメント:これはこれで、まあその時代や歴史が反映されていて、興味深い。
著者:池田理代子
出版:集英社文庫
初版:1994.12.05.
紹介:懐かしのベルバラである。
コメント:娘が読んでいるので、すごく懐かしくて手に取ってみた。
世界史が苦手だった私は、「オスカルとアンドレ」はともかくとして、歴史もこういう話になれば興味が沸くのにと、ひそかに思ったものです。
著者:養老孟司
出版:新潮新書
初版:2003.04.10.
紹介:自分自身は変わらないものではなくて、常に変化しているもの。そして変化していると思われる情報は、実はひとつひとつの情報は不変なのだ。自分自身の殻あるいは止まった視点からしか物事を見ないと、その向こうに見えるはずのものも、見なくなってしまう。それが「バカの壁」というものらしい。
コメント:ベストセラーだという、タイトルも気になる、やっぱり読んでみたいと思う。いったい何が書いてあるのか?値段も手頃だし・・・それでみんなが買うから、ますますベストセラーが続くというわけだ。だけど、天の邪鬼な私は、ベストセラーと聞くと手が伸びないのである。「しまった!」と後悔することが多いから。
なので、人に借りて読みました。最初3分の1は「何を言いたいんだ?」と感じるところもあったが、後半はなかなか面白く読みました。1度では今一つつかみきれないところもあるので、再読してみると納得できるところもある。まあもともと論文でも書き下ろしでもなく、口述筆記であると言うから、まとまった文章ではないわけで、読む方もそのつもりで読まないと、結構行ったり来たりさせられてしまう。
でも、医学博士という視点、脳の働きなど、なかなか興味深いことがあっておもしろかった。
著者:夢枕獏
出版:文春文庫
初版:1998.11.10.
紹介:「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし、では行くか晴明よ」。我らが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安の闇の果て、幻術、風水術、占星術、を駆使し、難敵に立ち向かう希代の陰陽師・安倍晴明、笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。(裏表紙より引用)
コメント:天邪鬼:樹齢1000年の大きな檜が倒された。その切り株のあたりに少年の姿をした鬼がでるという。
下衆法師:人の欲は深い。人が仏になるというのは幻だ。だが、その幻によって仏教は支えられ人は救われるのだ。奇怪の下術のとりこになった絵師は・・・
陀羅尼仙:仏の道を修行していた僧が、仙の道を求める。しかし懐かしい尊勝陀羅尼にひかれて下界に降りてみると・・・結局、仏にも仙にもなれず人となる。
鬼小町:この晴明にして、救えぬものが・・・
鬼もあやかしも、けっきょく人の心に棲んでいるものが形を変えたもの。
博雅はよい漢よ・・・。後半の2編は博雅の人となりが良く描かれていて、興味深い。
著者:乃南アサ
出版:双葉文庫
初版:1996.09.15.
紹介:犯罪被害者に限定して言えば、事件の加害者となった人間以外は全て、被害者になてしまうのではないかと、私はそんなふうに考えている。そして、その爆風とも言える影響が、果たしてどこまで広がるものか、どのように人の人生を狂わすものかを考えたかった。(乃南アサ)
保護者会に出かけた母親が、その日帰ってこなかった。長女の暴力、父親の不倫・・・そして殺された母親。暴かれるプライバシー・・・(裏表紙より引用)
コメント:読み始めて思わず考えてしまった。私が予定外に夜遅くなっても帰ってこなかったら?家族はどうするだろう?「
著者:夢枕獏
出版:文春文庫
初版:1991.02.10.
紹介:平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖かしのものを相手に、親友の源博雅と力を合わせこの世ならぬ不可思議な難事件にいどみ、鮮やかに解決する。(裏表紙より引用)
コメント:・玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること:
・梔子の女:口がない女・・・写経をみると
・黒川主:孫娘が池の鯉を丸飲みする・・・
・蟇:応天門にあやかしがでた・・・
・鬼のみちゆき:かけたるはうしとこそ思へ たまさかに車は何の心をかやる(桔梗)
・白比丘尼:齢230歳。30年に一度はその身にひそむ鬼を殺さなければならない。
陰陽師シリーズの幕開け。陰陽師たるものが何か?その時代背景がわかった。
著者:柴田よしき
出版:角川書店
初版:2003.03.30.
紹介:単なる事務のOLじゃなくて、本当に、自分でなければできないと思えるやりがいのある仕事なんて・・・・あるんだろうか?不倫の末会社を退職させられた、茉莉緒の前に現れた「海」。撮影現場でエキストラが死んだ。狙われたのは誰?思いがけなくも、芸能マネージメントの世界に足を踏み込んだ茉莉緒が遭遇する様々な人間。果たして茉莉緒がその手でつかむのは・・・
コメント:コバルト文庫の芸能ものラブストーリーなら、ハッピーエンドになるところだが・・、やっぱりそうはいかないらしい。柴田よしきの世界があちこちに垣間見えて、なかなか楽しめる。
著者:浅田次郎
出版:集英社
初版:2001.07.30.
紹介:「光」と「影」2つのツアー客は決して遭遇してはいけないはずだった・・・しかし同じ部屋を共有すること自体に無理があった・・・
ホテル「王妃の館」と17世紀のルイ14世が生きたその「王妃の館」。ひとつの舞台で2つのストーリーが展開する。ツアーの行方は?
コメント:様々な人生を背負ってきたツアー客。見た目に幸せそうに見えても、実状は分からない。同じツアーに乗り合わせた、縁で不思議な人間関係がつながっていく。
「お涙ちょうだい」ではないけど、なんとなく幸せな気分になれる。
著者:松井省吾・松井幸江
出版:中央法規
初版:2000.04.25.
紹介:80歳代に突入した4人の親。そのうち2人は痴呆、一人は脳梗塞の後遺症で半寝たきり。痴呆症の父と半寝たきりの母を抱えた妻の「通勤介護」は4年、痴呆の父を抱えた夫の「帰省介護」は1年を過ぎようとしている。
自分たちの仕事と家庭と、そしてそれぞれの親の介護・・・家族はバラバラな時を過ごす。介護とは?介護者の苦しみ、介護される側の気持ち・・・介護とはどうあるべきなのか?
コメント:痴呆・介護・なんとなく目をつぶっては通り過ぎることの出来ない問題である。
自宅介護・施設での介護・介護保険の実態とは?分からないことが山積だ。
別居とか通勤介護うんぬんはともかく、介護について考えることが出来る一冊だ。
本書の中で夫妻が運営するHPが紹介されていた。そこを除いてみると、妻の父親は去年他界していた。HPは介護保険制度に対する怒りのHPに変わっていた。これもまた気になる内容だった。http://www.fujinsya.co.jp/
著者:山井和則
出版:講談社
初版:1995.07.03.
紹介:〈孝行息子〉〈孝行嫁〉が家庭崩壊を招く。介護者にも人権を。身体と心の休息を。他人の手が〈老い〉を救う。住み慣れた地域を〈終のすみか〉に
今の日本人はみんな「介護爆弾」をかかえているようなものです。ひとたび介護が必要になれば、その家族は家庭崩壊の危機に直面します。お年寄りが倒れるだけでなく、介護者も倒れ、ドミノ倒しのように・・・。(表紙扉より引用)
コメント:介護保険制度が導入される以前の本書。これから10年近くが過ぎて状況は少しでもよくなったのだろうか?
私には4人の親が健在です。しかし、まだ特別な介護は必要ないまでも、明らかに痴呆が進んでいる現状もあります。年老いていく親たちと共に生き生きと毎日を過ごしていくためにどんなことをしたらいいのか・・・行く先の不安がだんだん大きくなっていくこの頃。最近の私にとっては、子どもの教育問題から、関心の度合いが大きく方向転換されてきました。